2021年度の「中田敦彦のYouTube大学」で特に学びになった動画7選

【はじめに】
2019年4月19日に『緊張せずに人前でプレゼンをするためのメンタルコントロール』をアップして、「中田敦彦のYouTube大学」が本格始動して3周年を迎えました。

前回の記事(↑)では、2021年度のYouTube大学の流れを「エクストリーム」に振り返ると共に、オフィシャルなデータから人気の動画などを分析しました。

ここからは、私の好きな動画、特に“2022年以降の生き方”についての「学び」になった動画を……7本に絞って(?)お送りしたいと思います!

極力、再生回数が200万回未満と、あまり注目されていない動画から選んだつもりです。ぜひ最後までお付き合い下さい! 多くの方が未視聴かと思いますので、宜しければぜひ動画も見てみて下さいね!

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21/05/12:【安いニッポン②】土地も人材も海外に買われていく日本

前半の動画では「安い物価・安い給料」であることのデメリットがいまいちピンと来ていなかったのですが、後半の動画で『③(外資に土地・企業・人材が)買われるニッポン』になっている、この事実を知り、デフレ(価格停滞)の大きなデメリットを知ることが出来ました。

およそ1年後には急速な円安が進み、そこでアップされた『悪い円安』の動画もタメになりましたが、この動画の前提知識があるとより理解がしやすくなると思いました。

ガリガリ君の10円の値上げを不必要に騒がず、「適正価格」を許容して認めていくスタンスを身につけていかなければ、と。外国人からみて『現地の言葉(日本語)しか喋れない』人間でいることのリスクを再認識させられる動画でした。

21/05/18:【稼げるビジネス①】今やってはいけないビジネスと稼げる原理原則

「note」に記事を下書きだけして放置していますが、ビジネスをやる人間だけでなく、「商売の顧客になる人間」は誰しも知っておくべきだし、「ビジネス以外でも(趣味にも)応用できる」エッセンスが詰まっていると感じたのが、この【稼げるビジネス】の動画でした。

個人的には、「①消費者から・・買う」や「②客が作業する」、「⑤両方からお金が入る」、「⑦確率で盛り上げる」は勉強になりましたし、「⑨勝手に権威になる」はうまく使えるようになりたいなと思いました。

21/08/04:【アフターコロナのニュービジネス①】世界の先進ビジネスでリベンジ消費に備えよう

全世界が苦しんでいて、どの国も本当の意味で克服はしていない、正解を見つけ出せていない「コロナ禍」において、他国の事例は参考になる、と熱弁する2本目の動画では、個別事例について紹介されています。しかし、こちらも「ビジネス」系に分類される動画ではありますが、1本目で話されていた「4要素」は、「アフターコロナ」が無くても、2020年代以降で重要になっていたと思います。

  1. 【安全】(品質・空間)
  2. 【体験】(現実・疑似) ※モノ消費 → コト消費
  3. 【共有】(リアルタイム)
  4. 【支援】(小さな貢献)

この4つの要素を、例えば『クイズスレ』でも意識しています。趣味の世界にも応用できる重要な視点だという風に感じました。

21/12/11:【Z世代①】世界を激変させるニュージェネレーション!Z世代の価値観を徹底解説

YouTube大学の動画も、私の書いた「note」もあまり話題にならなかったのですが、上の動画の内容を無自覚に当たり前として生きているのが「Z世代」だと気付かされたのが、(↓)の動画です。

前半は『Z世代』の定義などが中心だったのですが、『パーソナライゼーションしてくれないサービスなんて雑魚』、『データは渡してやるから、カスタマイズしろという潜在的ニーズ』を持っている世代だという本音がある意味で衝撃的でした。

※むしろ私は『Z世代』より上のジェネレーションの人間ですが、考え方は『Z世代』に近くて、だから周囲と時に価値観が違うのかと再認識できました。

22/03/09:【地政学①】紛争が必ず起きる場所は?日本やアジアは大丈夫か?

ロシア・ウクライナ情勢も全ての動画で学びがあったのですが、読んでいなかった『地政学』について分かりやすかった1本目の動画を振り返ります。もちろん全てが当てはまっている訳ではないですが、

  • 3大衝突地(欧州、中東、アジア)
  • シーパワーとランドパワー
  • ハートランドとリムランド
  • バランス・オブ・パワー

といった概念(というか単語)を学生時代に学んでこなかったので、非常に合点が行きました。手元にある高校時代の歴史の資料集を眺めて、妙に納得してしまう部分があったりしました。

再び世界で紛争の火種が生じている今だからこそ、一歩引いて『基礎/前提条件』の部分を再履修することも重要なのかなと感じました。

21/10/23:【貞観政要①】帝王学の最高傑作!家康も愛読した中国皇帝のリーダー論とは!?

中国古典の『帝王学』系の書籍の中でも、学生時代から好きだった一つが、この『貞観政要』でした。当然私だけではないと思いますが、『貞観政要を取り上げて欲しい!』とコメントを書き込んだ、その直後にこの動画がアップされたので個人的には嬉しかったりもしました(^^

冒頭の『タイトルがメチャクチャつまらなそう』には思わず吹き出してしまいました。全面同意です。レーズンパンぐらい損していると思います。

貞観(中国の年号)時代の(治の)(点)』みたいに捉えれば、意味自体はそこまで難しくないのですが、漢字4文字で『貞観政要』と本棚にあったら普通は読まないですよね、恐らく(^^

「しくじり先生」ならぬ「しくじり皇帝」を調べたら、最初は英雄・名君だったのに、長く在位をしているうちに暴君になってしまう中国の歴史があった。『なぜ英雄は、暴君になって滅びてしまうのか』

現代に近づけて言えば、ロシア・プーチン大統領にも当てはまる部分があるかも知れませんし、何も国のトップのみならず、ビジネスなどで組織に部下を持つ人間であれば誰しも当てはまり得る点で、中国古典らしく汎用性のある名著だと思います。ぜひ動画をご覧になっていない方、一度ご視聴下さいな。

22/01/13:中田さんからの提案に感謝の涙。YouTube成功への鍵を語る。太鼓判を押されたチーム古舘伊知郎の決意

最後に番外編として、中田敦彦のYouTube大学でないですが、コラボ動画である古舘伊知郎チャンネルの動画をピックアップします。

コラボ動画の再生回数は少なかったものの、個人的に楽しかった「中田敦彦×古舘伊知郎」のコラボ。このコラボの後に全面的なテコ入れを実施した結果、2022年の時事で時流に乗り、数十万回再生の動画を次々と輩出することとなりました。

この動画での学びの一つには、「原則は、回ったらやりまくれ、回らなかったらやめろ。当たり前のことのようなんですけど、多くの人がこれを出来ずに沈んでいく。なぜか回らないことをやり続け、回ったことをやりたがらないというか……何でこれが当たったか分からないからやらないし、なぜこれが当たらないか分からないからもう一度やりたいってなっちゃう。当たったらやる、当たらなかったら辞める」。「店に何を並べるかをコンビニが選んでいる訳ではない。売れたものを並べるから、コンビニは店舗が増えたのだ」。

これがSNSで発信をしていく上での金言だという風に感じました。(それなのに私はビュー数の少ない記事を上げ続けているんですが^^;) コンビニの比喩も分かりやすかったです。

そしてこの古舘さんの謙虚な姿勢と中田さんの的確なアドバイスに、スタッフの「尾形」さんが思わず涙を流されます。この男泣きをされる姿(画面外ですが)に、「チーム」というものの良さを感じました。

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