【トカラの法則】再考(因果関係は分からないが、トカラ列島で群発地震が起きた前後の目立った地震活動の前例)についてまとめてみた

【はじめに】
この記事では、【トカラの法則】再考と題して、因果関係は分からないが、トカラ列島で群発地震が起きた前後の目立った地震活動の前例についてまとめていきます。(パイロット版)

<この記事で作者(@yequalrx)が伝えたいこと>

  1. 『テレ朝NEWS』の記事(島民たちの不安“トカラの法則”専門家は否定…4日間で地震300回超)で“専門家”が解説するように『因果関係や関連性は不明』なことは間違いない。
    • ただ、過去の実績として、(たまたまにしては頻繁に見かける)エリアがあることもまた事実であり、『因果関係がないから偶然』と雑にまとめていないか、経験則に基づき再検討したのがこの表・記事。
  2. また、南日本新聞の過去の記事(トカラ地震後に大地震…「トカラの法則」? 専門家「科学的根拠ない偶然」「日本全体が多発地帯」)で紹介されたような、『大地震の前兆』とX(旧Twitter)上で噂されている…とされる事象には懐疑的。
    • ただ、 『一般人でも思い浮かぶ大地震の前にトカラ列島でも地震が起きていた』事例を恣意的に抽出したように感じる表の作り方であり、『トカラ列島近海』で地震が起きることが大地震の前兆のように捉えられるのは直感的に違う印象。
  3. むしろ、(もともと地震が起きやすいエリアなことは割り引いて考えるにしても、)三陸沖や宮城県沖、茨城県南部で中規模以上の地震が起きている点や、「伊豆諸島北部」で小・中規模の地震が群発化しやすい傾向にあることは興味深い。
  4. あくまで因果関係は分からないと断った上で、『偶然かも知れないが、トカラ列島近海の群発地震に相前後して地震が起きやすいエリアがあるかも知れないから注意して』と呼びかけたい。

(参考)「トカラ列島近海」での群発地震活動の放物線を震度ベースで集計

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