令和時代の大地震(マグニチュード7以上)をまとめてみた

【はじめに】
この記事では、令和時代(2019年5月1日以降)に日本周辺で起きた大地震(マグニチュード7以上)をまとめてみました。

規模の基準 [編集]
一般的にはマグニチュード (M) 8以上のものを巨大地震、モーメント・マグニチュードでMw9程度以上あるいはMw9クラスのものを超巨大地震と表現することが多いが、これは厳密に定義づけられているわけではない。
M7以上のものを大地震と表現することが定義されていることとは対照的である

日本語版ウィキペディア > 巨大地震 より

日本周辺の大地震について

タイトルには「令和時代」と書きましたが、令和元年(2019年5月以降)は(幸いにも)マグニチュード7以上の大地震が発生しなかったため、実質的に「2020年代」と言い換えても良いかも知れません。

2020年2月13日の択捉島南東沖の地震以降、日本国内で有感(震度1以上)となった大地震を気象庁の「震度データベース」から引用してみました。それがこちらです(2021年現在の画像)。

気象庁 > 震度データベース より 検索画面を加工

千島・日本海溝沿いで、プレート境界からやや内側に入ったような位置を震央とする地震が、東北日本で最大震度を観測している印象の分布となっています。

( 同上 )

ちなみに、気象庁の「震度データベース」の『震度別地震回数表』を使い、国内で有感となった大地震を10年代ごとにまとめてみると上の図のとおりとなりました。

関東大震災のあった1920年代は26回と、大正・昭和時代では最も多く、震度観測網が整備された2000年代以降では、「2000年代:30回」、「2010年代:27回」と、平均すると年に2~3回程度はM7級の地震が起きている計算となります。(単純計算・比較ができないことにご注意ください。)

(2020/02/13)択捉島南東沖(155km、M7.2、震度4)

日本周辺では3年以上発生していなかった「マグニチュード7以上」の地震が久々に起きたのは、2020年2月13日に起きた「択捉島南東沖」の地震でした。

( 同上 )

震源は択捉島の北端の「カムイワッカの滝」からやや南東にあたる海域で、震源の深さが155kmという珍しいほどの稍深発地震でした。この地震では、北海道内の標茶町、標津町、別海町、根室市と道東の4市町6地点で「震度4」を観測。

その他、本州では宮城県で震度3、埼玉県で震度2、東京・横浜・西伊豆でも震度1を観測しました。

(2020/03/25)北西太平洋(57km、M7.5、震度1)

その翌月、カムチャツカ半島の南(気象庁的には「北西太平洋」)を震源とするMj7.5の地震があり、北海道の道東と猿払村、東北地方3県で震度1を観測する地震がありました。

対象範囲をどこまでとするかが難しいので、基準を「国内で有感」とし、今回はリストアップしましたが、津波の心配もなく、当時も日本国内では殆ど話題になりませんでした。

(2021/02/13)福島県沖(55km、M7.3、震度6強)

実質的に、2016年以来と感じるような大きな揺れを伴った大地震となったのが、2021年2月13日夜に福島県沖で発生した地震です。

( 同上 )

宮城県蔵王町と、福島県の国見町、相馬市、新地町で「最大震度6強」を観測し、太平洋沿岸を中心に四国・九州地方を除くほぼ全国的に有感となる大地震でした。

東北地方太平洋沖地震の震源域とされた領域での大地震は、2016年11月22日の地震以来で、この時は最大震度5弱だったことを考えると、実に2011年4月7日に起きた宮城県沖地震(M7.1、震度6強)以来の衝撃的な規模の地震だったといえます。

(2022/03/17)福島県沖(57km、M7.4、震度6強)

そして、それから約1年後に、再びほぼ同じ震源要素の地震が起きてしまいました。2022年3月17日の午後11時に発生し、最大震度6強を観測した「福島県沖」の地震です。震源の深さは50km台とほぼ同じ、マグニチュードは速報値7.3から上がって暫定値は7.4。前年2月を上回る規模となりました。

震度6強を観測したのは、宮城県では登米市、蔵王町、福島県では国見町、相馬市、南相馬の5市町。国見町や相馬市では計測震度6.4と「震度7」に近い激烈な揺れだったとのこと。家屋・インフラの被害が甚大でした。

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