Rxヒットアーティスト列伝「ポルノグラフィティ」

【はじめに】
この記事では、私の「Rxヒット指標」に基づき歌手/アーティストのヒット曲を振り返っていきます。今回取り上げるのは、「ポルノグラフィティ」さんです。

ポルノグラフィティ英語Porno Graffitti)は、日本の2人組ロックバンド。所属事務所はアミューズ。レーベルはSME Recordsソニー・ミュージックレーベルズ)。

広島県因島出身の岡野昭仁Vo)と新藤晴一Gt)からなるロックバンド。
1999年9月8日リリースのメジャーデビューシングル「アポロ」のヒットで一躍注目を集めると、その後も「ミュージック・アワー」「サウダージ」「アゲハ蝶」「メリッサ」「ハネウマライダー」などヒット曲を連発。
NHK紅白歌合戦』には13回の出場を誇り、人気バンドとして不動の地位を築いている。
ライヴバンドとしても圧倒的な実力を誇り、一体感を生む多彩な演出とパフォーマンスが高い評価を受けている。

ポルノグラフィティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Rxヒット指標にみる「ポルノグラフィティ」の代表曲

まず、私(Rx)のヒット指標にみる「ポルノグラフィティ」の代表曲をみていきましょう。(↓)

Sg発売日累計ptCDDL再生カバー曲名
99/09/08 95 40252010アポロ
00/07/12 85 502510ミュージック・アワー
00/09/13240100507020サウダージ
00/12/06 60 5010サボテン
01/06/27170 906020アゲハ蝶
1203/09/26 95 40351010メリッサ
2006/06/28 65 203510ハネウマライダー
集計方法や企画の主旨については、下の記事に纏めてありますので初見の方はぜひご覧下さい(↓)。

3位:95万pt(1999年)『アポロ』

リリース当初はほぼ無名であったことから、オリコンチャートでは初登場84位だったが、その後の『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』、『ミュージックステーション』(9月13日放送回[2])への出演、『ここがヘンだよ日本人』のタイアップが話題を呼び、徐々に順位を上げて最高5位を獲得。累計で40万枚以上の売上を記録した。

アポロ (曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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MVは「異星の滅びた文明からのメッセージ」がコンセプトで、メンバーが宇宙服を着用しているシーンや石室のセットなどが登場する。撮影にはかなりの時間を費やしたといい、後に本間昭光は「個人的に一番お金と時間がかかっているMVだと思う」と語っている。

本作のリリースから15年後の2014年9月に発表された「俺たちのセレブレーション」は月面着陸を題材にしており、歌詞中にも「アポロ」が登場している。また同年に出場した『第65回NHK紅白歌合戦』では初めて本楽曲を披露した。

( 同上 )

デビュー曲がRxヒット指標で「ミリオン相当」という鮮烈デビューだったため、こんな逸話というか裏エピソードも知られていますね。

本作の大ヒットによって、当時は”アポログラフィティ“といったバンド名の誤認があったり、「一発屋ではないか?」と囁かれたりしていた。セールス的には1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』よりも売れたため、メンバーも「ポルノグラフィティ=アポロのイメージを払拭するのはかなり苦労した」と後に振り返っている。

( 同上 )

1位:240万pt(2000年)『サウダージ』

オリコンチャートでは初登場2位であったが、翌週に初動を上回る売上を記録してシングル・アルバム通じて初のオリコンチャート1位を獲得した。その後も7週連続でトップ10入りし、年末年始に4週(合算週含む)返り咲くなど、合計で12週トップ10入りを記録している。これはポルノグラフィティのシングルで最長記録である。売上枚数もシングルでは自身最高を記録しており、シングルでは初めて出荷ベースでのミリオンセラーとなった。

サウダージ (曲)
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  • ポルノグラフィティの代名詞となったラテン風サウンドを初めて取り入れた楽曲で、国内外で人気を誇る代表曲の一つ。
  • タイトルのサウダージとはポルトガル語で「郷愁」「哀愁感漂う」「やるせない思い出」などを意味する。メンバーは語源をはっきりとは知らず、ボサノバ系の歌詞によく使われている言葉ということから推察し、明るい意味ではないという認識だけでタイトルを付けたという。
  • 初出場となった『第51回NHK紅白歌合戦』では本楽曲を披露した。
  • 2021年9月3日に『THE FIRST TAKE』に初登場し、「一番求められているだろう楽曲」として本楽曲の特別アレンジを披露した。
    同映像の総再生回数は公開からわずか2か月で1000万回を突破

CD売上はミリオンヒット、YouTubeの再生回数も「THE FIRST TAKE」での披露もあってダントツ、そしてカバーアーティスト数やデジタル配信売上の全てがバンド史上最高クラスとなっています。

テレビで近年歌われるのは明るいアップテンポの曲が中心な印象で、多くのヒット曲が並列なぐらいに話題でヒットしているイメージがありますが、各指標の得点をみるとこの『サウダージ』の圧勝です。
むしろ意外な感じがしてしまうほどの大差がついていますが、これがウィキペディアに書かれている『国内外で人気を誇る』という文言ともリンクするのでしょうね。

2位:170万pt(2001年)『アゲハ蝶』

3作連続3度目となるオリコン週間シングルチャート1位を獲得し、シングルでは『サウダージ』以来2度目となる出荷ベースでのミリオンセラーとなった。
シングルでは現時点で最大の初動売上を記録している他、『メリッサ』に次ぐロングセールスを記録している。その後、2001年度オリコン年間シングルチャートで10位にランクインし、シングル・アルバム通じて初の年間TOP10入りを果たした。

アゲハ蝶
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この『アゲハ蝶』がRxヒット指標で2位となっています。『サウダージ』に次いで、他の曲を圧倒しています。その原動力となっているのが、ダウンロード配信のセールスポイント。CD売上と共にその得点がブレイク時の勢いを象徴しているかのようです。

3位:95万pt(2003年)『メリッサ』

表題曲はアニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマとして書き下ろされ、「ヒトリノ夜」以来2度目のアニメタイアップとなった。なお、タイアップの関係上、同アニメ告知番組の放送前日である金曜日に発売された。

オリコンチャートでの登場回数は自己最高となる38週を記録し、それまでの最長記録であった『アゲハ蝶』を抜き、2020年時点でシングルでは自身最長のロングセラーを記録している。さらに、次作『愛が呼ぶほうへ』との同時トップ10入り、年末年始に3週(合算週含む)返り咲きなどを果たした。

メリッサ (曲)
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  • 新藤曰く、『鋼の錬金術師』の制作サイドが「ポルノグラフィティとやりたい」と言ってくれたといい、歌詞は『鋼の錬金術師』のストーリーを意識して「自己犠牲」をテーマに書かれた。
  • タイトルの「メリッサ」は新藤が辞書でたまたま見つけたもの。当初はなかなかタイトルに合う言葉が見つからず、「響きが良い」という理由から「メッセ」がタイトル候補であったが、意味が「見本市」であったため、似ている言葉を探している際に見つけたという。

発売当初から『鋼の錬金術師』という話題作(アニメ)の主題歌として注目を集め、年を跨いでのロングヒットとなりました。チャートが示す通り、ブレイク時と並ぶ様な粘りを感じたのを思い出します。

発売から約20年、もはやアニメ主題歌ということをご存知ない方も、J-POPとしてカラオケの定番曲ともなっています。こちらもほぼミリオン相当の話題曲であり、世界的な人気曲ですよね。

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その他の人気曲&アニソンたちについて

ヒット曲はこの他にも幾つもあります。Rxヒット指標に照らしてみても、例えば、

  • 85万pt(2000年)『ミュージック・アワー
    リリース当時のポルノグラフィティは、”ポルノグラフィティ=アポロ“という世間のイメージと闘っている時期であった。そんな中で生まれた表題曲は大塚製薬ポカリスエット」2000年度CMソングに起用され、オリコンチャートでは最高5位を獲得。半年近くに渡ってチャートにランクインするロングヒットとなり、最終的には『アポロ』を上回る約46万枚の売上を記録したことで、アポロとの闘いに終止符を打った。
    ラジオ番組のパーソナリティーとリスナーによる投稿」と「夏」をテーマにした楽曲。
  • 60万pt(2000年)『サボテン
    インディーズ時代(大阪時代の1996年頃)に制作された楽曲。デビュー曲候補でもあったが「みんなが聴いてくれる一番良い時期に出そう」とメジャーデビュー後も大切に温められ、「サウダージ」の大ヒット後のリリースとなった。
  • 65万pt(2006年)『ハネウマライダー
    「ポカリスエット」CMソングに起用された夏らしく爽やかなアッパーなポップ・ロック・チューン。同CMソングへの起用は2000年の「ミュージック・アワー」以来で、本楽曲が使用されたCMは2006年3月から放送されていた。

これらの楽曲は、50万ptを超え、ミリオン相当の上記ヒット曲に並ぶような支持を得ています。

また、Rxヒット指標的には「メリッサ」が抜けていますが、他にも多くのアニメソングを歌っていて、

など、話題作アニメに立て続けにタイアップが付き、作品を盛り上げています。この中で個人的に非常に印象に残っているのが『Winding Road』です。
アニメも楽曲もそこまでのヒットとはなりませんでしたが、秋に聴いてどこか物悲しさを覚え、何度もシングルCDをリピートしていた頃のことを思い出します。

作品や媒体(劇場版かTVアニメかドラマかetc)によって楽曲のパターンが大きく変えてくる、ポルノグラフィティというバンドのポテンシャルの高さが改めて感じられます。令和の時代、今度はどんな曲で盛り上げて、そして聞かせてくれるのでしょうか、新曲が楽しみです。

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