「平成・令和アニソン大賞」を『日本レコード大賞』のウィキペディアを参考に纏めてみた

【はじめに】
この記事では、「日本レコード大賞」のウィキペディアを参考に、『平成アニソン大賞』並びに『令和アニソン大賞』の主な記録をまとめていきます。

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平成アニソン大賞は、ソニー・ミュージックエンタテインメントによるアニメソングを題材としたキャンペーン、およびその結果を題材としたDJ和のミックスアルバム。本項では、後継企画「令和アニソン大賞」についても記述する。

平成アニソン大賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

概要

平成アニソン大賞
2019年5月からの新元号への改元を控え、「平成を彩ったアニソンを讃えたい」という想いを持った人々で作るアニメソングの大賞として、平成の31年間に発売されたアニメソングを対象に選考員と一般ユーザーの投票で100曲のノミネート楽曲を選定し大賞を決定するとともに、それらを用いたミックスアルバムを発売する。

令和アニソン大賞
「平成アニソン大賞」の派生企画を発端として、平成アニソン大賞に関わったアニメソング専門家による選考とユーザーによる投票をもとにその年に発売・発売予定のアニメソングを表彰する企画「令和アニソン大賞」を実施。正式タイトルは実施年の和暦が入り「令和○年アニソン大賞」となる。

発表日YouTube再生回数
平成31年3月1日(金)[2019.3.1配信済] 平成アニソン大賞
ノミネート発表特番 アーカイブ版
約3万回
令和元年12月6日(金)(ロフトプラスワンのイベントのみ)
令和2年12月4日(金)令和2年アニソン大賞
ノミネート発表特番~2020年末SP~
約11万回
令和3年12月17日(金)令和3年アニソン大賞
<[第2部 ノミネート発表特番>
約1万回
令和4年12月16日(金)令和4年アニソン大賞
~ノミネート発表特番~
約1万回
令和5年12月15日(金)令和5年アニソン大賞~年末特番SP~約4万回

歴代大賞受賞曲

「日本レコード大賞」の記事には大賞受賞曲の一覧がありますが、「平成・令和アニソン大賞」のページには該当がないため、ここでそれを作っておこうと思います。

アニソン大賞(表大賞)

年次曲名歌手名作品名レーベル
平成
’89-’18
残酷な天使のテーゼ高橋洋子新世紀エヴァンゲリオンキング系
スタチャ
令和元年
2019年
紅蓮華LiSA鬼滅の刃ソニー系
SACRA
令和2年
2020年
LiSA劇場版 鬼滅の刃 無限列車編ソニー系
SACRA
令和3年
2021年
One Last Kiss宇多田ヒカルシン・エヴァンゲリオン劇場版ソニー系
Epic
令和4年
2022年
KICK BACK米津玄師チェンソーマンソニー系
SME
令和5年
2023年
アイドルYOASOBI【推しの子】ソニー系
SME

まずは『表大賞』からです。平成アニソン大賞『残酷な天使のテーゼ』、令和元年の『紅蓮華』以降、押しも押されもせぬ一般層もオタクも納得せざるを得ない強いメンツが名を連ねています。

令和2年には「日本レコード大賞」と大賞受賞曲が重複するという(かつては考えられなかった様な)事態も起き、一部で話題となりました。

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一方で、選考過程などをみてもソニー系所属の「DJ和」さんが影響しているとは全く思えませんがww 結果的にみて「ソニー系」が令和に入ってから圧倒的な強さを見せています。これは選考に偏りがあるというよりも、「日本レコード大賞」を5連覇したところからも分かる様に、レーベルとしてのパワーが令和の音楽を席巻していることを示している様にも思います。

しかし、常に衆人の監視のもと、特定の組織や団体に偏ってしまっていないかをチェックするというのは必要なプロセスかなと思いました。

アニソン大賞(裏大賞)

年次曲名歌手名作品名レーベル
平成
’89-’18
Agapeメロキュア円盤皇女ワるきゅーレ
挿入歌
コロムビア系
コロムビア
令和元年
2019年
エイミー茅原実里ヴァイオレット・エヴァーガーデン
外伝 -永遠と自動手記人形-
バンナム系
Lantis
令和2年
2020年
DADDY! DADDY! DO!
feat. 鈴木愛理
鈴木雅之かぐや様は告らせたい?
〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
ソニー系
Epic
令和3年
2021年
うまぴょい伝説 (TV Size)
[Season 2 Ver.]
ウマ娘 プリティーダービー
Season2
最終回ED
バンナム系
Lantis
令和4年
2022年
花の塔さユりリコリス・リコイル EDソニー系
SME
令和5年
2023年
二千年…若しくは…
二万年後の君へ・・・
Linked
Horizon
進撃の巨人 The Final Season
完結編(後編)主題歌
フジ系
ポニキャン

平成アニソン大賞の時に『残酷な天使のテーゼ』だけが大賞で良いのか? とオタク心が奮い立たされ、『Agape』が受賞したのが、俗に言う「裏大賞」です。こちらは「Lantis」と「ソニー系」が強いww

選考員を通じて多数のオタクの思いが込められた「裏大賞」こそが、当時のオタクの思考を見ていく上で重要な情報となっていくのかと思うと興味深いものがあります(^^

主な記録

「日本レコード大賞」の記事をみると「主な記録」という項目があります。長期的には「三冠達成者」みたいな栄誉あるアーティストが出現してくると見られますが、初の受賞者が出たのが第22回だったことを思うと、長いスパンで続くことを期待しましょう。現時点での受賞例は以下のとおりです。

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  • 表大賞連覇:LiSA
    • 令和元年:『紅蓮華』
    • 令和2年:『炎』
  • 表大賞連覇作品:『鬼滅の刃』
  • 編曲賞連覇:佐藤純一(fhána)/アーティスト:スタァライト九九組
    • 令和2年:『再生讃美曲』/スタァライト九九組
    • 令和3年:『私たちはもう舞台の上』/スタァライト九九組
  • 作詞賞連覇:ヒグチアイ
    • 令和4年:『悪魔の子』
    • 令和5年:『いってらっしゃい』

その他、審査員の趣味……もとい、「アニソン大賞」頻出アーティストというのもいますので簡単に纏めておきましょう。別の賞を複数回受けているアーティストがいます。

他にも、DIALOGUE+上田麗奈さんなどが熱烈に支持されて、「特別賞」という形で決着したこともあり、色々と個々人の思いが反映されるのも「アニソン大賞」の明るい形での魅力かと思います。選考過程をしっかりと衆人の中で行うというのも、本家(日本レコード大賞)のアンチテーゼ的かもです。

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