【はじめに】
この記事では、1954年12月7日に生まれ、今やYouTuberとしても勢力的に活動される【古舘伊知郎】アナウンサーの『古舘伊知郎Ch』の(飛躍の)2022年について振り返っていきたいと思います。
年始に中田敦彦さんから受けたアドバイスを、スタッフと古舘さんが一体となって着実に改善していった結果、10万人登録はおろか年初の3倍近くまで成長することとなった軌跡を共に見ていきましょう。
(正月)10万回再生:ゲスト・中田敦彦
2021年からの年末年始に「NHK紅白歌合戦」に関する元司会者としての苦言や思い出話で注目を集めていた古舘伊知郎さん。しかし登録者数10万人にあと一歩のところで届かず、シンガポールから一時帰国していた中田敦彦(あっちゃん)に改善提案の手ほどきをお願いします。
この動画の冒頭で、『難渋してまして、古舘ch』と語った古舘さん。それに対して、あっちゃんからは初歩中の初歩にあたる部分から徹底改善(提案)がなされます。
- 「アイコン」に、古舘さんのお顔が無いのが寂しい!
(高級車のエンブレムを隠しているよう。毎日国民が顔見てたんだし) - チャンネル名は、「古舘ch」→「古舘伊知郎ch」
(市川團十郎と同じくらい永久欠番な名前) - パフォーマンスは「立ち」&「有観覧」
(トーキングブルースと同じ熱量をもって収録を!) - 背景をもっとオシャレにすべき
(良い将棋駒が安物の盤にいるような違和感) - ゲストは全身全霊・全軍前進。友達全員読んでください。
(MCはお世話した側。コンビニが売れる商品を選べない)
1つ目の動画でこれだけ(厳密には「立ち」と「有観覧」は別カウントしていたので動画内では6個)の改善策を立て続けに提案。そして、それを素直に聞き入れ、アイコンもチャンネル名も即座に変更をするスタッフさんも素晴らしいと感じました。
続くラストの動画では、『曜日ごとに企画を変えるのは、(帯番組の)テレビ的発想』。『原則は回ったらやりまくれ、回らなかったらやめろ』です。(当たり前のことのようで多くの人はこれが出来ずに沈んでいく。何故か回らないものをやり続け、回ったものをやりたがらない。【なぜこれが回らないか分からないからやり続けてしまう】)←というクリエイター全員に言える箴言を残してくれました。
伸びなかった企画ワースト3を提示したスタッフに対して、『上位動画をもとに作戦立て』することを提案。(←これも当たり前のようで自分は出来ていません。難しい!)
中田さんからの提案に感謝の涙。YouTube成功への鍵を語る。太鼓判を押されたチーム古舘伊知郎の決意
動画タイトルやサムネにも『感動の涙』と書かれていますが、動画の3分50秒あたりから涙を流されたのは『古舘伊知郎chのスタッフさん』。古舘さんの熱意に様々な企画を打つも、努力の割に再生回数が伸びず申し訳ないと懊悩があったスタッフさんが『一筋の光(希望)が見えた』と涙を流したのです。
スタッフと古舘さんの相互の信頼関係から素(マジ)な流れとなり感動のフィナーレ……かと思いきや『もう一個言って良いですか?』と中田さんからアンコールのようにもう一つの提案。ここで中田さんから『報道・政治』ジャンルなどの新たな領域への開拓が提案されたのです。(↓)
- (2022/01/16)気象庁への批判。トンガ沖噴火報道で古舘が感じた事。報道が溢れる中、情報選択の重要性。
- (2022/01/17)【ガチ】古舘さんにサプライズ電話。10万人報告をしてみた。
あっちゃんゲスト回の次の動画で早速『報道・政治』ジャンルを手掛け、年始半月あまりの1月中旬には(昨年末の段階で8.72万人だった登録者数が)10万人を一気に突破。そこから次々と新企画を乱発していきます。
(冬)芸能・スポーツから政治・戦争へ
1月から2月にかけて、あっちゃんの提案を体現するかのごとく、ボクシングの【畑山隆則】さんを招いた動画は50万回再生を突破。そして、コロナ感染の動画や夜ヒットの思い出の動画も25万回再生を突破し、あっちゃんのコラボ動画をも上回る事態となります。
- (2022/01/21)52.5万回
ガチンコ収録時の本音を畑山さんが告白。いくら酔っ払っても素人に手を出す奴はバカ!ボクシング畑山炸裂! - (2022/02/02)27.6万回
【ご報告】オミクロン株の感染経緯や症状について古舘からお話しさせて頂きます。参考になれば幸いです。 - (2022/02/07)37.4万回
加賀まりこさん、夜ヒット生放送で連発した驚愕の問題発言。古舘も忘れられない番組最後の1年間を語る。
そして2022年2月24日、これまでとは一線を画した危機感と緊張感の動画がアップされます。それが車を停めての【緊急】とした『ロシアのウクライナ侵攻』に関する動画です。1万を優に超える高評価が出されたことをキッカケに、地上波ニュース番組で報道される機会が減って以降も、この戦争の惨劇の報道を続ける在野のジャーナリスト魂で追い続けられました。
- (2022/02/24)79.8万回
【緊急】ロシアのウクライナ侵攻について
(春以降)政治・ニュース・芸能・スポーツで着実に
2022年4月に入ると、最多再生回数を記録する100万回超の動画に始まったかと思えば、その翌週には【千原ジュニア】さんとのコラボ動画も伸びるなど、両極なジャンルでバズるという発展をみせます。
- (2022/04/01)126.9万回
ロシア崩壊のフラグ。国内で起きている異変とは。チュバイス氏、国外逃亡の影響を古舘が考察。 - (2022/04/10)38.3万回
「話が違う」宮迫さんとの約束。あのコラボ動画の裏側を語る。そして古舘への提案。
そして夏になると、その内容の是非は今回不問としますが、やはり古舘さんの見解を聞きたいという声が再生回数を伸ばしたのだろうと思います。
- (2022/07/08)30.6万回
【緊急配信】安倍元首相の銃撃事件を受けて古舘伊知郎が語る。 - (2022/07/26)85.7万回
今、一度考えるべきワクチン4回目接種の必要性。感染症法の見直し。古舘が思う過去最強の広がり第7波。
一転して、秋は再び「スポーツ・芸能」ジャンルの動画で再生回数が回ります。それだけ注目度の高い話題だったのかも知れませんが、やはり古舘さんならではの見識と熱意が、普段の視聴者以外にまで届いた証左だという風に思います。
- (2022/09/13)34.1万回
巨人軍、坂本勇人選手の女性報道。古舘が物言う!テレビ新聞は全スルーの事実。マスコミ報道の信用問題。 - (2022/10/01)67.8万回
猪木死す - (2022/11/16)55.0万回
ゴミは嘘つかない。人間性が全て現れるゴミ。ゴミ清掃員を11年続ける芸人、滝沢秀一さんを迎えSDGs
あっちゃんの動画と共に新年が始まり、それを体現した1年となった2022年。実際に登録者数は年初の3倍となる26.6万人(2022/12/07現在)となり、ミリオン再生動画も誕生しました。これまで以上にバラエティに富んだラインナップとなり、柔・剛の両面から時事や世相を古舘さんのトーキングを無料で楽しめるコンテンツとなりました。
冗談めかして言っていた『30万人』が迫り、更にその先に続けていた50万人、100万人すらも夢ではないと感じさせる結果となったのは、あっちゃんの洞察力と、スタッフさんの実行力、そして古舘さんの本気度があればこそだったと今あらためて振り返ります。次はどんな動画で我々に新たな気付きや発見を伝えてくださるのでしょうか。皆さんもぜひチャンネルを一度覗いてみて、ご自身の好きなジャンルを調べてみて下さい。
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