【はじめに】
はいどうも、Rxです! エクストリームYouTube大学『人を動かす』編~~~ Wikiにも書かれた!
ありがとうございますー。という訳で、今日は、中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられたデール・カーネギーの名著『人を動かす』について、ウィキペディアを通じて復習していきたいと思います。
原題にみる『人を動かす』のテーマって?
『人を動かす』(ひとをうごかす、原題 : How to Win Friends and Influence People、“友を得、他人に影響を与える方法”)は、デール・カーネギーの著書。1937年発売。日本語版の発売も1937年(昭和12年10月30日・創元社刊)。
人を動かす
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちなみに、日本語版の発売も戦前(1937年)であったことは今回初めて知りました。そして、中田さんも仰っていましたが、『人を動かす』というのはかなりの意訳で、原題にあるとおり主題としては、『仲間を作り、人々に影響を与える方法』みたいな所に主眼が置かれています。
執筆までの経緯
1888年に米国ミズーリ州の農家に生まれたデール・カーネギーは、教師を志して入学した州立学芸大学を卒業後、中古車のセールスマンや、一時は俳優を目指し挫折するなど、雑多な職業を転々とした。最初の転機となったのは、1912年に副業で始めた「話し方講座の講師」に採用されたことである。もともと教師志望で、学生時代に弁論大会で活躍した能力が組み合わさり、YMCAの夜間学校での授業が好評を博して受講者も増え、仕事を軌道に乗せる。
この授業を通じて、受講生に必要なのは話術だけでなく「対人関係の技術」だと判明したものの、適当な教材がなく、カーネギーは自前で用意する。最初は一片のカード、続いてリーフレット、そして小冊子へと分量を増していく。哲学書から心理学書、偉人の伝記まで大量に読破し、授業のための素材を収集して研究を続けていく。各界の名士や実業家にインタビューをし、図書館で文献調査をするスタッフまで雇うなどエピソードを蓄積した。
そして1936年、48歳になったカーネギーが、自前の教材と講義の速記録に改良を加え出版したのが『人を動かす』である。話し方講座を始めて25年、「対人関係の教材づくり」を始めて15年の歳月を経てまとめられた、歴史的な書籍である。発売直後に大ベストセラーの社会現象になり、一時のブームに終わることなく、1955年のカーネギー没後も変わらず現在まで読み継がれている。
( 同上 )
なぜあれだけ多彩なエピソードが掲載されていたのかと言えば、なるほど真ん中の段落にあるとおり、色んなエピソードを集めて講義をするネタにしていたからなのですね。そういった意味では、中田敦彦さんのYouTube大学の初期とコンセプトが似ているかも知れませんね!
概要
『道は開ける』と共に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から80年以上売れ続けている超ロングセラーである。
日本での評価も非常に高く、経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりすることも多い。経営者やマネージャー、チームリーダーなど人を動かす立場ならば「はじめに読んでおきたい1冊」と言われる名著であり、数年おきに読み返すことで新たな発見があるとも評される。
ビジネス現場においてだけでなく、家族・恋愛・交遊関係など老若男女問わず、あらゆるシチュエーションにおいて本書に挙げられているメソッドは有効であり、人生を豊かに過ごすための「人との付き合い方」を学ぶことができる。著者の経験に基づいて、多くの例を挙げて説明されているため、読みやすく理解しやすいものとなっている。
( 同上 )
- 2011年には、Time誌の「最も影響力のある100冊の本」において、第19位にランクインした。
- 2013年には、アメリカ議会図書館による「アメリカ史において影響力のある本」において、第7位にランクインした。
- 2020年には、ニューヨーク公共図書館による「史上最高の借りるべき本」において、第8位にランクインした。
内容
そして、日本語版ウィキペディアには、中田敦彦のYouTube大学の中で語ったことについて触れた記述がある点も、この記事の面白い部分です。
中田敦彦は自身のYoutubeチャンネルの動画で、本著の30原則は「相手を批判せず褒める」「相手に興味を持つ」「相手の利益を考える」の3つに集約されると解説している。
【人を動かす③】批判せず褒める!
内容についてはYouTube大学でも言われているとおり雑多な印象を受けるので、エピソードを全カットして要点だけを箇条書きさせてもらいます。
人を動かす三原則
人は決して論理的ではなく、「感情」の生き物である。たとえば、相手が「自分の企画や作品」について感想を求めているとき、彼らは心の中では『賞賛』を求めており、同時に『批判』を恐れている。たとえそれが『真実の問題点』であったとしても、たった一言でも非難されれば相手は気分を害してしまい、以後ずっと険悪な関係になってしまいかねない。
( 同上 )
- 批判も非難をしない。苦情も言わない。
- 他人の悪口は言わない
- 失敗しても叱責しない
- 相手を理解するように努める
- 率直で、誠実な評価を与える。
- 適切に評価する
- 褒めて激励する
- 感謝を伝える
- 強い欲求を起こさせる。
- 相手の望む事柄を考える
- 相手の立場を理解する
- 相手に理由を与えてやる
人に好かれる六原則
多くの人は、会話において「私は」を連呼しているが、自分のことばかり話す人は付き合っていて退屈だし、他人から好かれることはない。
他人の顔や名前を覚えない人、他人の趣味や好物などを覚えない人も同様である。他人から好かれたいなら、まず自分が「他人に興味を持つこと」が重要である。相手の顔と名前を覚えたら、その人の趣味嗜好・仕事や家庭など、大事にしていることを知ることから始めよう。( 同上 )
- 誠実な関心を寄せる
- 笑顔を忘れない
- 名前を覚える
- 聞き手にまわる
- 関心のありかを見抜く
- 心から褒める
人を説得する十二原則
「相手に議論で打ち勝つこと」と「相手の好意を勝ち取ること」は、めったに両立できない。相手との意見の不一致は、議論によっては永久に解けない。機転や外交性、慰めやいたわり、そして相手の立場で同情的に考える思いやりをもってして、はじめて解ける。
議論をすることで相手と敵対関係になるのではなく、問題や課題を解決するために共に立ち向かう味方チームになれるよう、双方の立ち位置についての前提条件を最初に整えておこう。
( 同上 )
- 議論を避ける
- 誤りを指摘しない
- 誤りを認める
- おだやかに話す
- 「イエス」と答える問題を選ぶ
- 相手にしゃべらせる
- 相手に思いつかせる
- 人の身になる
- 同情を寄せる
- 美しい心情に呼びかける
- 演出を考える
- 対抗意識を刺激する
人を変える九原則
( 同上 )
- まずほめる。
- 遠まわしに注意を与える。
- まず自分の誤りを話した後、相手に注意を与える。
- 命令をせず、意見を求める。
- 顔を立てる。
- わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる。
- 期待をかける。
- 激励して、能力に自信を持たせる。
- 喜んで協力させる。
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