ウィキペディアで学ぶ「レジオンドヌール勲章」(L’ordre national de la légion d’honneur)

【はじめに】
この記事では、日本語版ウィキペディアでざっくり概要を理解することを目的とする『ウィキペディアで学ぶ』シリーズ。今日は「レジオンドヌール勲章」について学んでいきましょう!

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レジオンドヌール勲章: L’ordre national de la légion d’honneur〈ロルドル・ナショナル・ド・ラ・レジオン・ドヌール〉)は、ナポレオン・ボナパルトにより1802年に制定されたフランス栄典レジオン・ドヌール勲章とも表記される。和訳は「名誉軍団国家勲章」など。

フランスはナポレオン時代以後に政体が幾度か変化し、そのつど章飾の意匠が変更されるなどしたものの、レジオンドヌール勲章は運用が続けられ、第五共和政下の現在でも同国の最高位勲章に位置付けられている。

レジオンドヌール勲章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』( 以下略 )

概要

ordre(オルドル)とは騎士団のことであり、これを基にしたヨーロッパ独特の栄典制度を指す。叙勲はオルドルへの加入もしくは昇進を意味し、そのしるしとして騎士団の記章 (décoration, デコラシオン)の着用が許される。ただし、レジオンドヌール勲章の場合、外国人への授与は記章の贈呈のみで、オルドルたる「名誉軍団」(L’ordre de la Légion d’honneur)への加入は行なわない。

日本ではデコラシオンだけでなく、オルドルも「勲章」と訳される場合が多い。オルドルである「名誉軍団」は、軍団総長(グラン・メートル)と軍団総裁(グラン・シャンセリエ)をトップに戴き、フランスで最も名誉ある勲章を授与する任を負っている。

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ナポレオン・ボナパルトにより1802年5月19日に創設された。創設当初より、フランスへの「卓越した功績」のあった「軍人もしくは市民」に褒賞を与えているものである。

レジオンドヌールには等級があり、高位から「グランクロワ」(Grand-Croix, 大十字)、「グラントフィシエ」(Grand-Officier, 大将校)、「コマンドゥール」(Commandeur, 司令官)、「オフィシエ」(Officier, 将校)、「シュヴァリエ」(Chevalier, 騎士、勲爵士)の5等級に分かれる。さらにグランクロワより上位には、「名誉軍団」総長たるフランス大統領が受けることができる頸飾がある。
フランス国民の場合はシュヴァリエから順番に昇級していくが、オルドル外となる外国人の場合はその限りではなく、功績次第でいきなり上位章を受ける事もある。

歴史

その名前(ラテン語Legio honoratorum conscripta「名誉ある徴募されたレギオン」に由来)、象徴)、編成(16のフランスコホルス)が古代ローマに由来するレジオンドヌールは、アンシャン・レジームのオルドルとは異なり、士官だけではなく全ての民衆に開かれている。

これを市民の平等という原則への攻撃と見た者もいたが、当時統領政府を主導していた第一統領のナポレオン・ボナパルトは国務院でこの制度を次のように正当化していた ――「古代・現代を問わず、勲章なしでやっていけた共和国があるというなら教えてもらいたい。諸君はこれを玩具だと言うかもしれないが、さて人間を動かすのはそうした玩具なのだ」。

フランス革命では実際にアンシャン・レジームの全ての勲章が廃止された。

授与

  • シュヴァリエ(騎士、5等)
  • オフィシエ(将校、4等)
  • コマンドゥール(司令官、3等)
  • グラントフィシエ(大将校、2等)
  • グランクロワ(大十字、1等)

外国人への授与

レジオンドヌールはフランス国民だけでなく、外国の元首首相政府の構成員、外交官実業家、フランスに来訪した芸術家、その他フランスの利益に貢献した人物にも(定数外で)授与される。2005年までに約1500人の外国籍の叙勲者があり、その内の約1割が日本人である。

日本人への授与

Category:レジオンドヌール勲章受章者」も参照

最高位のグランクロワは日本人では皇族伊藤博文(1898年)などが受章している。グラン・トフィシエは、元総理大臣の中曽根康弘、元東京都知事の鈴木俊一(東京とパリは姉妹都市)、トヨタ自動車名誉会長で日本経済団体連合会名誉会長の豊田章一郎らが受章している。

民間人ではコマンドゥールまでが「日仏間の経済、文化交流の発展への功労者等に与えられる」。

Category:レジオンドヌール勲章受章者 より抜粋

らが受賞している。

勲章の拒否

以下の面々が叙勲を拒否している。

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