ウィキペディア小旅行「愛媛県松山市」

【はじめに】
皆さん「ウィキペディア小旅行」へようこそ、ツアーコンダクターのRxです。今回は「愛媛県松山市」を巡っていきます。素敵な旅をお過ごし下さい。

松山市(まつやまし)は、愛媛県の中部に位置する。愛媛県の県庁所在地及び四国最大の都市であり、中核市に指定されている。四国地方では、唯一人口50万人を超える都市である。中四国地方でも人口規模は広島市岡山市に続く第3の都市となる。

松山市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
面積429.40km2
総人口505,874人(推計人口、2022年11月1日)

概要

約51万人の人口を有する四国最大の都市であるが、日本の一地方の最大の都市では唯一の政令指定都市ではない都市である。

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松山城を中心に発展して来た旧城下町で、道後温泉で有名な古くからの温泉地であるとともに、俳人正岡子規種田山頭火また文豪夏目漱石ゆかりの地で、俳句小説坊っちゃん』『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもある。これら観光資源を背景として、「国際観光温泉文化都市」の指定を受けている。キャッチフレーズは「いで湯と城と文学のまち」。

コンパクトシティ構想により、様々な文化施設が集中して立地している。アーケード街の大街道銀天街、四国唯一の地下街であるまつちかタウン松山市駅ビルに併設された伊予鉄髙島屋ハンズなどの商業施設、道後温泉、松山城、松山総合公園愛媛県美術館坂の上の雲ミュージアム子規記念博物館伊予かすり会館伊丹十三記念館など多様な文化的観光スポットがある。

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また、スポーツ施設も充実しており、特に松山中央公園には最新設備を導入した坊っちゃんスタジアムアクアパレットまつやま愛媛県武道館、多目的競技場などが密集している。なお、市の南部およびベッドタウンである伊予郡砥部町にかけては、とべ動物園えひめこどもの城愛媛FCの本拠地であるニンジニアスタジアムを含む愛媛県総合運動公園など広大な県営の施設群もある。

近年は都心部を中心に複合商業施設の建設、鉄道や高規格道路の整備が行われ、四国最大都市としての再開発が進んでいる。

経済

みかんに代表される農業や、日本最古の道後温泉松山城などを中心とした観光業、化学繊維を中心とした製造業などが基幹産業である。空港や港湾付近の沿岸部には工業地帯が広がり、帝人グループ最大の生産拠点を擁するなど、工業生産額は四国地方で上位となっている。

四国最大の人口を持つ都市として、サービス業など第三次産業も発達しており、周辺の市町をも圏域とする利便性の高い商業集積が見られる。

観光業
3000年の歴史を有するといわれ、文献上、日本最古である道後温泉や日本で最後の完全な城郭建築とされる松山城四国八十八箇所の1つである石手寺など観光施設が豊富であり、多くの観光客を集めている。また、しまなみ海道開通時には、しまなみブームと呼ばれるほど観光客が増加した。

伊予鉄道夏目漱石の小説・坊ちゃんにも登場した蒸気機関車を復元した「坊っちゃん列車」を運行している。また、JR四国松山駅を発着する観光列車「伊予灘ものがたり」を2014年より運行している。

県や市のスポーツ施設も多数あり、坊っちゃんスタジアムプロ野球公式戦などが年に数回行われるほか、堀之内や愛媛県総合運動公園a-nationなどの野外ライブが実施されたり、愛媛県武道館ディズニー・オン・アイスが公演したりする。

文化

坊っちゃん
松山は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台になっている。この小説は、漱石自身が松山中学(現在の愛媛県立松山東高等学校)に赴任した時の体験を下敷きとしている。松山赴任時、漱石は大学予備門で同窓だった正岡子規との交流も持った。

漱石は『坊っちゃん』で、松山を「不浄な地」(新潮文庫版131ページ)としているなどかなりひどく書いているが、実際は明治時代の地方に対する世論の考え方を反映したもので、単に松山を批判したものではない。漱石自身も松山中学では非常に優遇されており、小説の内容と自身の体験談とが必ずしも一致したものとはいえない。松山市および市民は観光の一つとしている他、今日でも松山には「坊っちゃん」や「マドンナ」の名が付いた施設や商品が多い。

近年は「坂の上の雲」(歴史小説)を軸としたまちづくりも進められ、司馬遼太郎記念財団認定商品も販売されている。

文学

温泉
記紀の古より湧き続ける道後温泉に代表される道後温泉郷であり、源泉から離れた銭湯も引き湯で温泉を入れている所も数多くある。

能楽
松山は能楽が盛んであり、市内に能楽堂がいくつかある。

出身の人物

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