【はじめに】
2004年に始まった文学賞「本屋大賞」の大賞受賞・ノミネート作品を、(クイズ学習用を兼ねて)一覧にしてみました。皆さんは何作品知っていますか? 読んだ作品ありますか? これから一緒に学んでいきましょう!
「本屋大賞」について
本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。
一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。
日本語版ウィキペディア > 本屋大賞 より
「本屋大賞」は、書店員の投票によるところが画期的で特徴とされています。この賞に関するジレンマなどについては、中田敦彦のYouTube大学およびそれに関連するクイズ記事(note)をご参照下さい。今回は詳細を割愛します。
- 2004年:『博士の愛した数式』小川洋子
- 2005年:『夜のピクニック』/恩田陸
- 2006年:『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』/リリー・フランキー
- 2007年:『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子
- 2008年:『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎
- 2009年:『告白』/湊かなえ
- 2010年:『天地明察』/冲方丁
- 2011年:『謎解きはディナーのあとで』/東川篤哉
- 2012年:『舟を編む』/三浦しをん
- 2013年:『海賊とよばれた男』/百田尚樹
- 2014年:『村上海賊の娘』/和田竜
- 2015年:『鹿の王』/上橋菜穂子
- 2016年:『羊と鋼の森』/宮下奈都
- 2017年:『蜜蜂と遠雷』/恩田陸
- 2018年:『かがみの孤城』/辻村深月
- 2019年:『そして、バトンは渡された』/瀬尾まいこ
- 2020年:『流浪の月』/凪良ゆう
- 2021年:『52ヘルツのクジラたち』/町田そのこ
- 2022年:『同志少女よ、敵を撃て』/逢坂冬馬
- 2023年:『汝、星のごとく』/凪良ゆう
2004年:『博士の愛した数式』小川洋子
第1位が大賞受賞作品。年は大賞発表年。第10回までの受賞作品は全て映像化・漫画化などのメディアミックスがなされており、ノミネート作品にも過去にメディアミックスがおこなわれたもの、あるいはその後なされたものが多い。
『告白』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』などの大ヒット作品も多く、そういう点では芥川賞・直木賞より“稼げる”文学賞とも言われる。
( 同上 ) > 受賞・ノミネート作品 より
2005年:『夜のピクニック』/恩田陸
2006年:『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』/リリー・フランキー
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- 1位:『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』/リリー・フランキー
- 4位:『容疑者Xの献身』/東野圭吾
- 6位:『ナラタージュ』/島本理生
- 9位:『県庁の星』/桂望実
2007年:『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子
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- 1位:『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子
- 2位:『夜は短し歩けよ乙女』/森見登美彦
- 3位:『風が強く吹いている』/三浦しをん
- 5位:『図書館戦争』/有川浩
- 6位:『鴨川ホルモー』/万城目学
- 8位:『陰日向に咲く』/劇団ひとり
2008年:『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎
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- 1位:『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎
- 3位:『有頂天家族』/森見登美彦
- 6位:『八日目の蝉』/角田光代
- 8位:『鹿男あをによし』/万城目学
2009年:『告白』/湊かなえ
2010年:『天地明察』/冲方丁
2011年:『謎解きはディナーのあとで』/東川篤哉
- 1位:『謎解きはディナーのあとで』/東川篤哉
- 3位:『ペンギン・ハイウェイ』/森見登美彦
2012年:『舟を編む』/三浦しをん
- 1位:『舟を編む』/三浦しをん
- 8位:『ビブリア古書堂の事件手帖 -栞子さんと奇妙な客人たち』/三上延
この年より「翻訳小説部門」が新設
2013年:『海賊とよばれた男』/百田尚樹
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2014年:『村上海賊の娘』/和田竜
2015年:『鹿の王』/上橋菜穂子
- 1位:『鹿の王』/上橋菜穂子
- 2位:『サラバ!』/西加奈子
- 9位:『アイネクライネナハトムジーク』/伊坂幸太郎
2016年:『羊と鋼の森』/宮下奈都
この年から「超発掘本!」が発足
2017年:『蜜蜂と遠雷』/恩田陸
2018年:『かがみの孤城』/辻村深月
この年に「ノンフィクション部門」が創設
2019年:『そして、バトンは渡された』/瀬尾まいこ
- 1位:『そして、バトンは渡された』/瀬尾まいこ
- 翻訳小説部門:『カササギ殺人事件』/アンソニー・ホロヴィッツ(著)、山田蘭(訳)
- ノンフィクション部門:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』/ブレイディみかこ
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