「日本放送協会(NHK)放送文化賞」

【はじめに】
この記事では、毎年3月22日「放送記念日」に合わせて行われる「日本放送協会(NHK)放送文化賞」について、夏井いつき俳句チャンネルでの動画での夏井先生の感想も交えつつご紹介していきます。

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NHK放送文化賞は、NHK25年を記念に放送文化の発展・放送事業の向上に功績のあった人物を顕彰するために、1949年に制定された賞である。正式名称は「日本放送協会 放送文化賞」。

毎年2-3月頃に発表し、3月にNHKホールで開催される放送記念日式典で表彰される。受賞者には佐藤忠良作のブロンズ像「ふたば」が贈られる。

NHK放送文化賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

受賞者一覧

以下、令和の我々でも目にしたことのありそうな著名な方々を、ざっくりとしたジャンル分けでお示ししています。なお、年度基準ですので、1949年度は1950年3月を指していると見てください。

この他にも多くの受賞者の方がいらっしゃいますので、過去の受賞者一覧は、日本語版ウィキペディアでお確かめ頂ければと思います。

昭和年間(第1~40回)

初回(昭和24年度)の受賞者は徳川夢声宮城道雄山田耕筰という3名。昭和の芸能・文化に大きな功績のある方々で、納得の人選です。

年度俳優芸能文学音楽スポーツその他
1949徳川夢声宮城道雄
山田耕筰
1950久保田万太郎堀内敬三
1951土岐善麿高柳健次郎
1952水谷八重子古関裕而菊田一夫
1953中村吉右衛門
1954旭堂南陵藤原義江金田一京助
1955三遊亭金馬
1956桂三木助柳田國男
1957藤山一郎
1958杉村春子
1959榎本健一
1960花菱アチャコ
1961柳家金語楼西条八十
1962サトウハチロー
1963藤浦洸神風正一
1964加藤道子古賀政男
森繁久彌
森戸辰男
1965玉の海梅吉
1971東海林太郎
1972海音寺潮五郎
1973棟方志功
1974市丸松下幸之助
1975淡谷のり子鶴岡一人和達清夫
1976井深大
1977中村汀女
松本清張
1978ミヤコ蝶々橋田壽賀子
平岩弓枝
大山康晴
1980山田太一坂田栄男
1981城山三郎
向田邦子
村田武雄川上哲治桑原武夫
1982中村メイコ土井勝
1983黒柳徹子
1984森光子
1985司馬遼太郎
1986柳家小さん平山郁夫
1987吉田秀和

平成年間(第41~70回)

平成に入ると、漫才コンビの受賞例が出てきたり、宇宙飛行士が受賞したり、特別功労賞として団体の「なでしこジャパン」が栄誉に輝いたり、声優としても活躍する熊倉一雄さんのお名前があったりと、更に多様化していきます。

年度俳優芸能文学音楽スポーツその他
1989夢路いとし・
喜味こいし
團伊玖磨岡野俊一郎
1990八千草薫古橋廣之進
1991永六輔梅原猛
1992ドナルド・キーン吉田正
1993内海桂子
内海好江
武満徹
1994曽野綾子外山滋比古
1995仲代達矢遠藤実倉嶋厚
河合隼雄
1996桂米朝金子兜太
1997草笛光子瀬戸内寂聴立花隆
1998杉本苑子ジェームス三木
1999宮尾登美子船村徹
2000伊東四朗冨田勲毛利衛
2001笑福亭仁鶴
2002吉永小百合日野原重明
2003岩下志麻堺屋太一田端義夫安藤忠雄
2004淡島千景島倉千代子天野祐吉
2005岸惠子小澤征爾
2006王貞治
2007藤村志保
渡哲也
半藤一利
2008石坂浩二
緒形拳
松坂慶子
井上ひさし
田辺聖子
田部井淳子
2009五木寛之北島三郎鳥飼玖美子
2010桂三枝鎌田實
2011若尾文子あさのあつこ加山雄三
2012中村勘三郎西田敏行なでしこ
ジャパン
2013平尾昌晃今村文彦
2014熊倉一雄
竹下景子
立川志の輔ペギー葉山星野仙一若田光一
2015津川雅彦尾上菊五郎由紀さおり
2016三田佳子タモリ阿部勝征
2017笑福亭鶴瓶
松本白鸚
山中伸弥
2018稲畑汀子

平成の後半だと、2016年のタモリさんや2017年の笑福亭鶴瓶さん・山中伸弥教授などが大きな話題となりました。

令和年間(第71回~)

令和に入っても豪華な受賞者が並びます。ここからは、夏井いつき俳句チャンネルでの組長の浮かれっぷり……もとい、エンジョイっぷりを見ていきましょう。

年度俳優芸能文学音楽スポーツその他
2019オール阪神
・巨人
中村吉右衛門
五木ひろし
2020北大路欣也夏井いつきさだまさし北の富士勝昭
2021花柳糸之ピーター・
バラカン
美輪明宏
増田明美

夏井いつき俳句チャンネルでの感想回

受賞の翌々週にあたる2021年4月1日(よりにもよってエイプリルフールに^^;)「NHK放送文化賞・受賞!」という、普通のYouTuberだったら釣り動画かと思うようなビッグタイトルがサムネに書かれていました。

【感謝】NHK放送文化賞をいただきました!

縦書きの賞状の文章が、受賞者一人ひとり「文言が違う」ことにまず驚いていた夏井先生。世間一般的にはMBS系列「プレバト!!」の印象が強いでしょうが、NHK的には「俳句王国」や「夏井いつきのよみ旅」など約30年にわたり俳句の魅力を伝え続けたことへの功績を讃えたとのことです。

夏井先生的には賞状の文言よりも、「(立てかけられるので)賞状額を買わなくて良い」ことの方を、むしろ喜んでおられましたが(^^

そして『おおきなかぶ』の挿絵でも知られる彫刻家・佐藤忠良氏の手掛けた(見た目に比して重たい)ブロンズ像を取り出しますが、サスペンスドラマなら凶器になりそうな重さばかり話題にしてました。

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話題を戻すと、錚々たる方々との同時受賞で、夏井先生は『目の前に北大路欣也さんが座ってること』に驚きを隠せず、隣のテーブルに「さだまさし」さんがいたことについては、夏井先生ご本人よりも、いつき組組員やラジオスタッフのやのひろみさんから羨望の声が上がり、ツーショット写真を撮るようせがまれたそうです(^^

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むしろ夏井先生的には、幼いころ祖父母と一緒に見ていた横綱・北の富士さんに会ったのが嬉しかったようで、半分ミーハー心が盛り上がってしまったとのこと。「さだまさし」にもご本人を前に「本物」やとボソッと言ってしまったそうですし、これは、NHK紅白歌合戦の司会をしたときに朝ドラヒロインだった「安藤サクラ」さんに対しても思わず口にしたことがあったそうです。

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