【はじめに】
この記事では、私の「Rxヒット指標」に基づき歌手/アーティストのヒット曲を振り返っていきます。今回取り上げるのは、「藤井風(ふじい・かぜ)」さんです。
藤井風(ふじい かぜ、1997年6月14日 – )は、日本のシンガーソングライター。身長181cm、血液型はB型。
藤井風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Rxヒット指標にみる「藤井風」さん
幼少期とYouTubeでの活動( – 2018年)
岡山県浅口郡里庄町出身。4人兄弟の末っ子として生まれる。3歳からピアノを習いジャズ・クラシック・ポップス・歌謡曲・演歌など、あらゆる音楽を聴いて育った。小学校の終わりに父から言われた「これからはYouTubeの時代」という言葉に触発され、12歳当時の2010年1月1日より実家の喫茶店で撮影したピアノ演奏をYouTubeで公開するようになった。クラシックからJ−POP、洋楽など様々な曲を耳コピ、アレンジしており、特に2012年の「『千本桜』を中学生がピアノで弾いてみたら・・・」などでアクセスを集めた。また、ピアノだけでなくエレクトーンやサックス演奏も披露、サックスは15歳当時でチャーリー・パーカーの有名曲 “Donna Lee”を演奏している。
このYouTubeチャンネルは、正式デビュー後もそのまま使われ公式チャンネルとなっており、昔の演奏動画も閲覧可能となっている。なお、この他、実兄のピアノ、トランペット奏者の藤井空との共同チャンネルである「solakaze」では昭和歌謡をアレンジした演奏を披露している。
( 同上 )
Rxヒット指標的には、YouTubeでの再生回数が1,500万回を越えると(四捨五入)で10万ptに到達します。2021年にヒットした『きらり』はダウンロードなども加味すると50万ptに達していますが、その他の曲も着実に再生回数を伸ばしていますよね。2022年6月時点での暫定集計値はこちらです。(↓)
1位:50万pt(2021年)『きらり』
「きらり」は、2021年5月3日にHEHN RECORDS / ユニバーサルミュージックより配信限定でリリースされた、日本のシンガーソングライター・藤井風の楽曲である。
Honda『VEZEL』のCMソングとして書き下ろされた楽曲であり、ストリーミング累計再生回数は1億回を突破している。
きらり (曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ヴェゼル』のCMソングに起用された経緯もあって、サビでの疾走感ある部分が注目されていますが、YouTubeの公式PV(6,000万回突破)が、国内外から視聴され支持されています。累計50万ptの大台を突破した本曲で、2021年は『NHK紅白歌合戦』にも初出場し注目されました。
2位:10万pt(旅路、優しさ 他)
以下、細かくみれば再生回数やダウンロード数に差はあるのですが、『きらり』に次ぐ2位を決める程の大きな差が付いていないため、同率2位として以下の楽曲をリストアップしておきます。
ちなみに、2022年3月13日の福島県田村市で行われた「NHKのど自慢」で、藤井風さんが初歌唱されました。(2011年に放送予定も東日本大震災のため延期となり、日付・曜日が同じ11年越しに開催したメモリアルな回)
その時にツイートしましたが、初めて歌唱されたのが『青春病』だった点が興味深かったです。これは『関ジャム』で2021年1月に藤井風さんが複数のクリエイターから別の曲が評価されたのとも似てて、幅広いジャンル・楽曲が広く支持される裾野の広さが魅力の一つなのだろうと感じました。
どの曲が単独2位に浮上して『きらり』に迫っていくのか、今後に注目しておきたいと思います。
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