【はじめに】
皆さん「ウィキペディア小旅行」へようこそ、ツアーコンダクターのRxです。今回の目的地は山形県の「東根市」です。素敵な旅をお過ごし下さい。
概要
東根市(ひがしねし)は、山形県中央東部にある市。サクランボやリンゴをはじめとする果樹の栽培が盛んで、サクランボの生産量は全国の市町村で1位。また、焼き麩の生産量も日本最多である。
東根市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』( 以下省略 )
歴史
奥羽山脈から流れ出た川が作り出した沖積平野には遺跡が多く残されており、縄文時代前期頃から人々が集住し始めたものの、弥生時代の遺構は見つかっておらず寒冷化によって続縄文文化が南下したとみられる。古墳時代には稲作がはじめられ、天童市成生から当市郡山にかけては条里制の地割が見られるとともに古墳も出現する。
- 1889年(明治22年)4月1日 – 町村制施行に伴い北村山郡東根村・六田村・神町村・板垣新田・中島新田・大林新田の区域をもって東根村が成立。
- 1896年(明治29年)6月15日 – 町制施行して東根町となる。
- 1954年(昭和29年)8月1日 – 東根町・大富村・小田島村・高崎村・東郷村・長瀞村が新設合併し、改めて東根町となる。
- 1958年(昭和33年)11月3日 – 市制施行して東根市となる。
市名の由来
大昔、村山盆地の真ん中に「藻が湖(もがうみ)」という大きな湖があり、この湖の東に連なる奥羽山脈の麓に最も早く拓けたところを東根と呼び、この地名が付けられたといわれている。なお、最上川対岸の寒河江市には西根という地名もある。
経済
県内でも整備されている交通インフラ環境や商工業地帯、東北地方の中心都市である宮城県仙台市に隣接しているという地理的環境を生かして、それまでは主に(サクランボ、リンゴ、ラ・フランスなどの)果樹園が点在していたさくらんぼ東根駅周辺の農業地帯を大規模な工業地帯や商業施設、更には宅地開発によって新興住宅地区に区画整理をして分譲している。
そのため、市街地の風景が著しく変化しており、県内の周辺市町村などからの移住者を中心に同市への定住者が増加し、さくらんぼ東根駅周辺を中心に新たな『東根都市圏』を形成している。
農業
果樹の栽培が盛んで作付面積、農業産出額に占める割合が多く(78.2%)、水田の作付率は山形県の平均水田作付率(79.0%)より低い(43.8%)。
- さくらんぼ生産量全国1位 (3,600t)
- さくらんぼ栽培面積全国1位(平成27年)
- さくらんぼ経営体数全国2位(平成27年)
- 市町村別農業産出額・果実 全国4位(136.9億円)
工業
山形県が設置した大森工業団地・大森西工業団地を核として、東根市が主体となった山形臨空工業団地・縄目工業団地があり、製造業が盛んである
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