Rxヒット指標・歴代ランキング(1993年度~) ~CDTV30周年SP~

【はじめに】
この記事では、2023年4月3日にTBS系列で放送された「CDTV30周年歌うぞ!1位の曲だけフェス」(以下、CDTV30周年SP)内で紹介された「歴代ランキング」と、それにまつわるSNS上の反応をもとに振り返っていきます。

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そしてそこでの議論をもとに、私の「Rxヒット指標」に当てはめた(1993年度以降)歴代ランキングも作成しましたので、一緒に楽しんでいきたいと思います。

「あさ」さんを参考に私のヒット指標で置き換えると

過去のこのRxヒット指標シリーズでも取り上げさせてもらっている、「あさ(@musicnever_die)」さんのツイート&記事はこちらをご参照ください(↓)。

「あさ(@musicnever_die)」さんの考え方に8割は賛同してて、上の記事もあささんのオフィシャルな集計による説得力にはいつも感服しています。

そしてここからは、残り2割の部分に私の思い(エッセンス)を盛り込んだ集計結果について触れていきたいと思います。あささんの集計と私の微妙な違いについては以下のとおりかと分析しています。

  • 2000年代後半(着うた → デジタル全盛期)【DLバブル】が上振れ
    (→ 平成終盤や令和には話題にのぼらなくなった楽曲も多い)
  • 2020年代後半には、ストリーミング時代の楽曲がチャート破壊の恐れ
    (→ 再生回数の伸びが顕著な中、調整係数が近々不均衡となる懸念)
  • 同一指標でも、時代によって重みが違う点の調整の有無
    (→ 平成初頭と今での1億回とか、平成中期と今の50万DLって本当に同じ?)

特に主だった着眼点の違いは以上のとおりでしょうか。「あさ」さんの集計方法を参考に、私(Rx)の肌感覚に合わせた「亜種」だという風に皆さんには捉えていただきたいと思います。

CDTV、あささん、私のどれが良いかとかいう話ではなく、複数の集計方法や集計結果を提示することによって、更に「平成~令和」の今回でいう30年間の音楽を振り返っていこうというのが私(Rx)の記事の趣旨ですので、そこを再確認した上で本題に入ります。

「Rxヒット指標」(1993~2022年度)歴代Top35

上の記事で書いたような「Rxヒット指標」に基づき2023年4月4日(CDTV30周年SPの翌日)基準で集計したのが以下の表となります。早速、1993年度以降の歴代ランキングをご覧ください(↓)。

大ヒットの目安の一つである「250万pt」以上の曲に限った表としました。暫定で35曲が該当します。

(参考)楽曲の(暦)年別の分布について

そして、「あさ(@musicnever_die)」さんの記事を参考に、私も発売年別の表を作ってみました。140曲もないので、200万pt以上の70曲あまりと250万pt以上の35曲を「年(暦年)」でまとめたのが右の表です。なお、1993年はCDTV放送開始に合わせて、4月以降に発売されたものに限ります。

これでもCDTVの1990年代偏重を、マイルドにしていますし、2000年代以降も極端に偏らずに表せていると思っています。
2010年代についても、「Billboard」で話題になった2016年や、サブスクでの大ヒットが連発した2019~20年あたりだけでなく、AKB48の楽曲も含めて、2010年代前半にも該当曲が出るように工夫しています。

結果的には、「あさ」さんの集計結果と大きくは違わないのですが、入っている/入っていない楽曲に一部「特色」のようなものが出ていますので、そちらを中心にランキングを振り返っていきましょう。それでは、カウントダウン!(← 本家風)

21~35位:ハナミズキ、小さな恋のうた、さくら(独唱)、366日ほか

なお、2022年度現在で惜しくもここに入らなかった楽曲としては、『夜に駆ける』、『PPAP』、『炎』、『恋のマイアヒ』、『前前前世』、『恋』などがあります。ただこれらも2030年代になれば、おそらく一部の楽曲は250万ptを超え300万ptに近づいているのではないかと思います。

さて、21位から下という観点でいくと、「あさ」さんの集計で9位となっている「Story」が300万ptを超えています。そして、「島唄」や「さくら(独唱)」はCD売上等だけでなく、カバーアーティスト数の指標で得点を伸ばしてこのランキングに入ってきているのが特徴的でしょう。

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また、CD売上では注目されにくいところとして、「ハナミズキ/一青窈」、「三日月/絢香」など平成10年代後半の名曲も捕捉できていますし、シングル未発売楽曲として、「Pretender」、「小さな恋のうた」、「366日/HY」、「打上花火」などを登場できていることも注目して頂きたいところです。

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これはシングルCD以外の個別調整も一部加えての結果ではあるのですが、上に示したような楽曲が「名もなき詩/Mr.Children」と同水準に並べられることは画期的ではないかと自負している次第です。

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11~20位:糸、蕾(つぼみ)、奏(かなで)ほか

そして、Top20ともなると、300万ptを大きく超える大ヒット曲が目白押しとなります。(↓)

「あさ」さんとの違いとして、「AKB48」の楽曲のCD売上を部分的に認めた結果、『恋するフォーチュンクッキー』と『フライングゲット』がここにランクインしてきています。
ただ、「あさ」さんの「AKB48」の記事にも書かれている様に、特に2010年代以降は「CD売上」よりも「DL売上」の方で楽曲人気がはかれるという説に賛同しています。特に『恋するフォーチュンクッキー』はYouTubeをうまく取り入れたプロモーションを行ったことも相俟って、女性アイドルソングでの平成以降トップとなっています。

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また平成時代の楽曲でトップクラスにカバーされている『涙そうそう』が全体の11位、そしてシングルのB面として1990年代に発売され、平成を通じてのロングヒットとなった『糸』が12位、YouTubeでは1億回再生を突破した『奏(かなで)』が16位となるなど、単純な『売上』では測りづらい楽曲の人気もある程度拾えているのではないかなと思う次第です。

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4~10位:『ロビンソン』が400万ptで6位!

Top10に入ると「400万pt」付近となり、各時代を代表するような曲が居並ぶようになります。(↓)

「あさ」さんの集計で3位となっている『そばにいるね』がこちらでもTop10入りを果たしていますし、CD売上でダブル~トリプルミリオンとなった楽曲たちも名を連ねます。

しかし注目したいのが、ここに2曲ランクインさせている『スピッツ』人気の高さです。特にYouTubeでの再生回数が平成前半では群を抜いていて、23位の『空も飛べるはず』などと共に長く歌い継がれていることがここからも分かりました。

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1~3位:影の大ヒット『残酷な天使のテーゼ』も無視できない!

そして注目のTop3を、Top10を再掲しながら改めてご紹介します。(↓)

「あさ」さんのTop3のうち2曲は重複しています。順位に関しては、キセキが3位で、Lemonが全曲でもトップに立つ500万pt超で堂々の1位です。

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しかし、私がこの「Rxヒット指標」を通じて声を大にして言いたいのが、2位にランクインした平成を代表する大ヒットソングの存在です。その楽曲とは、『残酷な天使のテーゼ』です。『だんご3兄弟』の順位もさることながら、カラオケではそれ以上に歌われているにも拘らず、この手のランキングで、全くと言って良いほど触れられないのが『残テ』なのです。

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【まとめ】民主化された今、あなたもランキングを作って建設的な議論を!

「あさ」さんの集計はまさに理路整然としていて、こちらこそもっと注目されて令和の楽曲人気のスタンダードとなっていって欲しいヒット指標の一種の完成形です。

一方で、今「世にある」ものが正解だとしても、唯一解として捉えるのでなく、皆さんの中にある正解をもっとひけらかしていくことで、チャート業界は更に活性化していくのではないかと以前から期待している節があります。(↓)

おそらく今回紹介した楽曲たちの中にも『集計に疑問符』がつくものや他に『漏れ』もあるでしょう。それでも、自分なりのチャートを持つ楽しみというのを多くの方と共有できれば、『アレがダメ』ではなくて、『アレも理解はできるけど、俺のも良くない?』と建設的な会話に昇華できるのです。

「答え」が一意的に決まるものではないチャートの世界だからこそ、令和の時代に、更に『民主化』が果たされることを期待しつつ、もう一つ「COUNT DOWN TV」の復権に期待して、この記事の締めの挨拶とさせていただきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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