Rxヒットアーティスト列伝「ケツメイシ」

【はじめに】
この記事では、私の「Rxヒット指標」に基づき歌手/アーティストのヒット曲を振り返っていきます。今回取り上げるのは、「ケツメイシ」です。

(↑)Rxヒット指標については上の記事をご参照ください。ケツメイシのような幅広い形でヒット曲を出しているアーティストにも有効なものとなるよう工夫しています。

ケツメイシは、男性4人組からなる日本音楽グループ

1993年(平成5年)に結成され、1996年に現在のメンバーで新たに活動を開始した。所属レコードレーベルは『avex trax』(2012年7月までは『トイズファクトリー』に所属)。

ケツメイシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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Rxヒット指標にみる「ケツメイシ」の代表曲

わが指標にみる「ケツメイシ」のヒット曲を以下のとおり纏めました。(↓)

ID発売日累計pt
CD

DL

再生

カバー
曲名
402/02/20 30 2010トモダチ
703/07/16 30 2010夏の思い出
904/04/21 40 3010
1004/07/28 40 40君にBUMP
1105/02/161401003010さくら
1206/04/26 30 30旅人
2111/01/26 4040バラード
2916/04/20 501040友よ 〜 この先もずっと…
2010年代以降の楽曲のYouTube再生回数は「÷30」換算。それ以前は「÷10」換算。

1位:140万pt(2005年)『さくら』

ノンタイアップながらも、初動で約21万枚を記録し、ケツメイシ最大のヒットシングルとなった。自身初のオリコン年間シングルセールス1位も視野に入っていたが、2005年度の最終週に修二と彰の「青春アミーゴ」がわずか3000枚上回ったため、僅差で年間2位となった。

さくら (ケツメイシの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2005年2月に発売されると、2000年代前半からの『さくらソング』ブームの流れにも乗って、CD売上がミリオン近くまで達する大ヒットとなりました。

他の指標でもかなり安定して得点を重ねており、累計140万ptというヒットの基準を突破しています。

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2位:50万pt(2016年)『友よ 〜 この先もずっと…』

友よ 〜 この先もずっと…」は、ケツメイシの楽曲でインディーズメジャー29作目、通算32枚目のシングル

東宝系配給映画『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』主題歌。

友よ 〜 この先もずっと…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

発売当初から、映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌ということで話題となっており、発売半年でRIAJ(日本レコード協会)のデジタル配信でもプラチナ認定に到達していました。

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そもそも2010年代後半の中では最大級のヒット曲でしたが、2022年に下記の要因もあって、PVの再生回数が1億回に達する勢いとなり、ケツメイシの楽曲の中では『さくら』に次ぐ高得点となりました。

ミュージック・ビデオ
テーマが友情ということでミュージック・ビデオにはダチョウ倶楽部を起用。

2022年5月11日、出演していたダチョウ倶楽部のメンバー・上島竜兵が逝去。この訃報を受けYouTubeに投稿されているミュージック・ビデオにコメントが殺到した。また、ケツメイシメンバー・スタッフ一同から追悼コメントがツイートされた。

( 同上 )

3位:40万pt『涙』『君にBUMP』『バラード』

2022年になって2位に『友よ』が浮上しましたが、それまでは『さくら』がダントツでその他の楽曲が横並びという状況で20年近く続いていました。2022年夏時点での集計では、

  • 2004年『涙』
  • 2004年『君にBUMP』
  • 2011年『バラード』

以上の3曲が3位タイで並んでいます。『バラード』はYouTubeの再生回数が平成年間では自身最多の約1億回に達しています。YouTubeでPVを公開する初期の動画ということも影響しているでしょう。

それと並び、2004年に発売した2曲がCD売上などから40万ptに達しています。ボーダフォン日本法人(現ソフトバンクモバイル)のCMソングとして多数オンエアされた『君にBUMP』はCD売上が『さくら』に次ぐ全体2位となっています。

6位:30万pt『夏の思い出』ほか

2002年に『トモダチ』、2003年に『夏の思い出』でヒットチャートを駆け上がっていた頃のケツメイシの楽曲たちが6位相当で30万ptとなっています。

このように、この四半世紀一線級で活躍し、2021年には「NHK紅白歌合戦」初出場を果たしているケツメイシの皆さん、令和の時代にこの表がどういった変化を辿っていくのか注目していきたいです。

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