【はじめに】
この記事では、2022年5月13日に放送された「ミュージックステーション」の2時間スペシャル内で発表された「Mr.Children 私の推し曲ベスト10」にランクインした曲を、私(Rx)の独自指標「Rxヒット指標」と共に振り返っていきます。
ベスト10 を「Rxヒット指標」で振り返る
一番左の列を「順位」としてご覧ください。累計ptというのが、私の4指標(ミスチルはデジタル配信が「RIAJ(日本レコード協会)」のダウンロード認定の対象外だった曲が多かったため、実質的には、3部門となるハンデもある中)での概算得点も合わせて掲載しています。
CD売上だけでなく、YouTubeやストリーミングの再生回数や、他アーティストからのカバー回数も組み合わせて、私の独自指標(Rxヒット指標)を作り上げていますので、ぜひ他のアーティストの記事などもご覧いただきたいと思います。
10位:70万pt(2003年)『くるみ』
『掌/くるみ』(てのひら/くるみ)は、日本のバンド・Mr.Childrenの25枚目のシングル。2003年11月19日にトイズファクトリーより発売された。発売当初は両曲ともノンタイアップであった。また、同年9月よりラジオのみで公開されていた新曲「タガタメ」は未収録となっている。桜井に小脳梗塞の疑いがあったため、2002年7月から活動休止していたが、この曲のリリースに伴い音楽活動を本格的に再開した。
2.くるみ
掌/くるみ
NTTドコモ・NTTドコモ東北CMソング。タイアップは本曲の発売後に行われた。
・ミュージック・ビデオでは、架空のバンド・Mr.ADULTSが登場する。
・別バージョンの「くるみ -for the Film- 幸福な食卓」が2007年公開の松竹系映画『幸福な食卓』の主題歌に決定し、29thシングル『しるし』のカップリングに収録された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
両A面だったとはいえ、シングル2曲目に収録されている『くるみ』のランクインは少し驚いた部分もありました。Rxヒット指標では、2曲目ランクインということで少しセールスポイントで不利を被っていますが、CDの売上を100%換算とすると、ミリオン相当の100万ptを突破してきます。
9位:90万pt(2002年)『HERO』
『HERO』(ヒーロー)は、日本のバンド・Mr.Childrenの24枚目のシングル。2002年12月11日にトイズファクトリーより発売された。初回限定盤と通常盤の2形態で発売。初回限定盤は飛び出す絵本のような仕様となっている。桜井和寿が小脳梗塞から復帰した後に発売された、前作から約5か月ぶりのシングル。アートディレクターは信藤三雄。
オリコンチャートで32週チャートインするロングヒットとなった。2003年度のオリコン年間シングルランキングで9位にランクインし、13thシングル『Everything (It’s you)』以来6年ぶりに年間TOP10入りを果たした。Mr.Childrenはこの年から6年連続でシングル年間TOP10入りを果たしている[注 1]。累計売上は55.3万枚。
HERO (Mr.Childrenの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ『NTT DoCoMo Group 10th Anniversary』キャンペーンCMソング。
( 同上 )
アメリカ同時多発テロ事件の際にアメリカ独特のヒロイズムに疑問を抱いた桜井和寿が、「子供を公園で遊ばせているお父さんやお母さんのほうが、その子にとってのヒーローなんじゃないか?」と感じたことから生まれた楽曲。親の目線で書いたという。
8位:390万pt(1994年)『Tomorrow never knows』
『Tomorrow never knows』は、日本のバンド・Mr.Childrenの楽曲。1994年11月10日にトイズファクトリーより6枚目のシングルとして発売された。
・フジテレビ系ドラマ『若者のすべて』主題歌。
Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
7位:200万pt(2008年)『HANABI』
発売から約10年後となる2018年5月10日に、ストリーミングサービスでの配信が解禁され、5月23日公開のBillboard JAPAN Top Streaming Songsで週間1位を獲得した。また、ストリーミングサービスの普及やタイアップ効果などにより、Billboard JAPAN Hot 100では、2017年から2020年にかけて4年連続で年間チャートにランクインした。
2020年4月には、ストリーミングのストリーム数が3000万回(シルバー認定)、同年7月には5000万回(ゴールド認定)、2022年3月には1億回(プラチナ認定)を突破した。Mr.Childrenの楽曲がストリーミング認定されるのは本楽曲が初で、ゴールド認定およびプラチナ認定された唯一の楽曲でもある(Mr.Children#ストリーミング認定を参照)。
HANABI (Mr.Childrenの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2021年8月25日、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数が1億回を突破したことがBillboard JAPANにより発表された。Mr.Childrenの楽曲がストリーミング1億回再生を突破するのは「HANABI」が初となる。さらに、2000年代リリースの楽曲が1億回再生を超えるのも本楽曲が初となる。
・フジテレビ系テレビドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008年)
( 同上 )
6位:270万pt(1996年)『名もなき詩』
オリコンシングルチャートで初週の売上枚数が当時の歴代最高となる120.8万枚を記録し、オリコン史上初となる初週売上のみで100万枚を突破したシングルである。
2018年5月10日に各ストリーミングサービスで配信され、2021年9月にはストリーム数が3000万回を突破し、シルバー認定された(Mr.Children#ストリーミング認定を参照)。
・フジテレビ系ドラマ『ピュア』主題歌。
名もなき詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
5位:60万pt(2014年)『足音 ~Be Strong』
・フジテレビ系ドラマ・東宝系配給映画『信長協奏曲』主題歌
足音 〜Be Strong
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2010年代の楽曲では唯一のランクインとなりました。「再生回数」基準を本来の値に揃えると「÷30」換算となるので、累計ptは30万pt台となります。
4位:240万pt(1994年)『innocent world』
本作は1994年の第36回日本レコード大賞で大賞を受賞したが、メンバーはオーストラリアで「Tomorrow never knows」のミュージック・ビデオ撮影のために授賞式を欠席するという異例の事態になった。
カラオケ年間チャートでは1994年、1995年の2年連続で1位を獲得している。
2018年5月10日に各ストリーミングサービスで配信され、2021年6月にはストリーム数が3000万回を突破し、シルバー認定された(Mr.Children#ストリーミング認定を参照)。
innocent world
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3位:50万pt(2008年)『GIFT』
・NHK北京オリンピック・パラリンピック放送テーマソング。
GIFT (Mr.Childrenの曲)
・2012年1月から資生堂『MAQuillAGE』CMソングにも起用された。
・2022年4月からキリンビール「麒麟特製 豊潤レモンサワー」CMソングに起用されている。
・桜井和寿にとって珍しく歌詞から書き始めた曲。
・発売年にはバンド初となるNHK紅白歌合戦の出演を果たした。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2位:30万pt(2007年)『彩り』
『HOME』(ホーム)は、日本のバンド・Mr.Childrenの13枚目のオリジナルアルバム。2007年3月14日にトイズファクトリーより発売された。
6thアルバム『BOLERO』以来10年ぶりに上半期アルバムチャート1位を記録、年間アルバムチャートではデビュー15年にして初めて1位を獲得した。
3.彩り
HOME (Mr.Childrenのアルバム)
・オリンパス「デジタル一眼レフカメラ E-410」CMソング
・桜井曰く「このアルバムをいちばん象徴している曲」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルバム曲ということで、Rxヒット指標では得点の補正がかなり強くなっていますが、平成後半のAL曲ではかなりの人気を得ている同曲。個人的にも、非常に好きなアルバム曲で、発売当時CDを繰り返し再生したことを……、2位にランクインして思い出しました。
アルバム曲やB面曲がランクインしてもそこまで驚かないつもりでいたのですが、『彩り』が2位なのかという所に若干の驚きがありましたね~(^^
1位:130万pt(1998年)『終わりなき旅』
前作から8か月ぶりのシングル。13thシングル『Everything (It’s you)』発売後に突然の活動休止宣言をしたが、本作で本格的な活動を再開した(ただし、活動休止期間中に14thシングル『ニシエヒガシエ』を発売している)。
オリコンチャートでは初週51.6万枚、累計売上は107.0万枚。
13thシングル『Everything (It’s you)』以来、2作ぶり通算10作目のシングルミリオンセラーを達成。Mr.Children最後のシングルミリオンセラー作品となっている。・フジテレビ系列ドラマ『殴る女』主題歌。
終わりなき旅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【おわりに】
わがヒット指標の得点順に並べ替えると、
- 390万pt(1994年)『Tomorrow never knows』
- 270万pt(1996年)『名もなき詩』
- 240万pt(1994年)『innocent world』
となります。ただ逆に、ミリオン相当の楽曲が相当多いMr.Childrenにおいて、ミリオン未達の楽曲が、次々とランクインしている点で、却って「既存の指標」にとらわれない、真の人気曲が選ばれたという見方もできるかと思います。
Mr.Childrenの皆さんの推し曲は何ですか? 個人的にはミーハーの鉄板かも知れませんが『しるし』、『CROSS ROAD』、『Sign』あたりが、今回ランクインしなかった楽曲の中では上位です。それではまた次の記事でお逢いしましょう。Rxでした、ではまたっ!
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