【はじめに】
皆さん「Wikipediaで小旅行」へようこそ、ツアーコンダクターのRxです。今回の目的地は、アメリカ合衆国の「ウィスコンシン州」です。素敵な旅をお過ごし下さい。
ウィスコンシン州(英: State of Wisconsin)は、アメリカ合衆国の中西部の最北に位置する州。五大湖地域にも含まれる。合衆国50州の中で陸地面積では第23位、人口では第20位である。前身のウィスコンシン準州から1848年5月29日に合衆国30番目の州に昇格した。
東側はミシガン湖に、北東はミシガン州に、西側はミネソタ州とアイオワ州に、南側はイリノイ州に、北側はスペリオル湖に接している。
州都はマディソン市、人口最大の都市はミルウォーキー市である。
ウィスコンシン州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』( 以下省略 )
概要
愛称は「Dairy Country(酪農の国)」または「The Badger State(あなぐま州)」。アメリカアナグマ(バジャー)は州のシンボルでもあり、19世紀前半、ウィスコンシン州が国内の鉛の半分以上を産出した鉛ラッシュ時代に、鉛鉱山で働く鉱夫とその家族が地上に住居が完成するまで坑道に住んだことから「アナグマ」と呼ばれたことが元になっている。
州名の由来
州の名前はウィスコンシン川に由来し、「ウィスコンシン」は、インディアン部族オジブワ族の言葉で「赤い石の地」を意味する「Miskwasiniing」がフランス語風になまった言葉が元になっているとされる。
「ウィスコンシン」に対応するインディアンの言語も、元々の意味も曖昧になってきている。諸説ある中で最も支持されている説は、川とその岸にある赤い砂岩を指すというものである。マイアミイリノイ族の言葉にMeskousingがあり、「赤く横たわる」という意味である。これはウィスコンシン・デルの赤みを帯びた砂岩の横をウィスコンシン川が流れる様子を表現している。その他の説ではオジブウェー語で「赤い石の場所」、「水が集まる所」、あるいは「大きな岩」を意味するとしている。
主要な都市及び町
ウィスコンシン州民の68%以上が都市化された地域に住んでおり、ミルウォーキー大都市圏だけでも州人口のおよそ3分の1が集中している。ミルウォーキーは、ミシガン湖岸から南西のシカゴ大都市圏やインディアナ州北西部に延び、人口1,100万人を擁する都市圏では北の外れにあたる。……ミシガン湖西岸に並ぶ都市は一般にメガロポリスの1例と考えられている。マディソン市は州都であり、大学町であるという位置づけであり、その大きさにはないほど豊かな文化を持っている。
- ミルウォーキー – 人口577,222人(都市圏に1,574,731人、後述のラシーン等を含む広域都市圏に2,053,232人)、州で最大の人口を抱え、経済・文化の中心。マーケット大学がキャンパスを置く。
- マディソン – 人口269,840人(都市圏に680,796人、後述のジェーンズビルやベロイト等を含む広域都市圏に910,246人)、州都、ウィスコンシン大学が本部キャンパスであるマディソン校を置く大学町。
経済
主な会社など
ウィスコンシン州に本拠地のある企業には以下のようなものがある。
農業
ウィスコンシン州の主要産業は製造業、農業、健康産業であり、製造業は農業よりはるかに生産高が大きいのだが、ここは農業州と見なされている。
ウィスコンシンと言えば乳牛の牧畜で有名であり、酪農祭り等の催しものは多い。チーズやミルク等の酪農製品が名産である。チーズの生産高では国内の約4分の1を生産しており、国内第1位である。
俗に、ウィスコンシンは人より牛が多いとよく言われるが、実際には人口550万人以上に対し、牛は200万頭程度である。
製造業
食品加工が盛んでありオスカー・マイヤー、冷凍ピザのトゥームストーン、ソーセージのジョンソンヴィルなどの企業がある。クラフトフーヅは5千人以上を州内で雇用している。ミルウォーキーはビールで有名であり全米2位のビール会社であるミラービール本社があったが、クアーズと合併した。
その他
教育
- ウィスコンシン大学マディソン校
レクリエーション
ウィスコンシン州出身の有名人
- オーソン・ウェルズ – 映画監督・脚本家・俳優
- オーガスト・ダーレス – 小説家。クトゥルフ神話を体系化した
- フランク・ロイド・ライト – 建築家
- ローラ・インガルス・ワイルダー – 小説家
『大草原の小さな家』など『インガルス一家の物語』の作者 - J・J・ワット – アメリカンフットボール選手
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