独自指標にみる「1万人が選んだ最強夏うたTOP10」×3(ミュージックステーション・2022/6/10放送)

【はじめに】
この記事では、2022年6月10日に放送された「ミュージックステーション」の2時間スペシャル内で発表された「1万人が選んだ最強夏うたTOP10」3連発でランクインした曲を、私(Rx)の独自指標「Rxヒット指標」と共に振り返っていきます。

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「昭和・平成の最強夏うたTOP10」

まずは、昭和(例によって昭和50年代以降) と 平成(前半まで)時代の「最強夏うた」です。順位(一番左の列)は、番組内で発表(TOP3は投票の結果により決定)されたものです。

2位の『あー夏休み』がミリオンに達しなかったものの、10位の『ジェットコースター・ロマンス』(ジャニーズ)と同様、得点が反映しきれていないビーイング勢ということで、単純には比較できないかも知れません。

1990年代前半(特に1990年と1993年)が半数を占めていて、ゲストのTRFが9位に入ったことは多少の……諸々があるかも知れませんが、上位4曲中3曲:平成前半を代表する250万pt以上と、大ヒット曲が並んでいますし、2~7位が4項目全てで得点を計上している点も評価できるラインナップです。

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そして、1位は発売から30年を経て、教科書にも載る国民的愛唱歌となっている『少年時代』。CD売上とカバーアーティスト数は100万ptを軽く突破しているところからも、「ボタン連打」での投票が最多となったことが順当な結果だったと言えそうです。

「最強! 夏のぶちアゲソングTOP10」

続いて2つ目の「夏うたTOP10」として取り上げられたのが、『夏のぶちアゲソング』というテーマ。実質的には、平成10年代ソングのオンパレードとなりました。

『夏祭り』は「JITTERIN’ JINN」と「Whiteberry」を区別せずに集計。『気分上々↑↑』は基本的にオリジナルのみで集計。

ゲストでメドレーを歌ってもらう「T.M.Revolution」さんがギリギリの10位、同じくゲストのポルノグラフィティ(岡野昭仁さん)が9位というのは、慎ましい忖度(?)があるかは別にしても、平成時代のぶちアゲソングの幅広さ&強さを感じさせる結果でした。

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集計の対象の関係で得点に差がついていますが、基本的には混戦というか力関係が近いところ同士でのランキングとなり、決選投票になった上位3曲も、個人的には『夏祭り』が圧勝かと思いましたが、他2曲(特に2位の睡蓮花)が善戦していました。

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一方、Top3入りを含めTop10に2曲ランクインさせた『ORANGE RANGE』は、活躍時期から約15年を経ているにも関わらず「平成時代後半の夏」を代表するアーティストとしての印象が強いのだな、と再認識できる結果でした。

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また、7位に『Yeah! めっちゃホリディ』が入ってきたのが新鮮でしたし、ちょうど今のタイミングというのもあるでしょうが、アニメ『パリピ孔明』でのカバーが話題になったことも受けてのランキングな感じもしてしまった『気分上々↑↑』も、確かに平成で印象的なアゲソングですね。

「夏の最強恋うたTOP10」

そして、平成10年代から30年代にかけての夏の恋うたがバラエティ豊かに揃った3つめのTOP10は、わがヒット指標に基づくと以下のとおりとなりました。

こちらも平成を代表する楽曲たちなのですが、なかなか得点が(集計対象の関係で)結びついていないケースもあるため、参考程度にご覧ください。

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『夏色』と『secret base』、そしてaikoさんの『花火』と、2000年前後に上位3曲は時代が偏りましたが、その下には『キセキ』や『夏の思い出』/ケツメイシ、『青と夏』/Mrs.GREEN APPLE というラインナップで、案外接戦だったかも知れないなと感じる並び順でした。

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『マリーゴールド』は発売直後から話題になっていましたが、この『青と夏』は平成から令和にかけてMrs.GREEN APPLEが活動休止の期間にも話題で裾野を広げていった印象。まさに、平成から令和にうつって約4年を経たタイミングでのランキングといった印象でしょう。

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