【プレバト!! 俳人列伝】松岡充(特待生)

【はじめに】
この記事では、「プレバト!!」の俳句査定では数少ないアーティスト枠な【松岡充】さんの過去の高評価俳句を振り返る特集をします。

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松岡 充(まつおか みつる、1971年〈昭和46年〉8月12日 – )は、日本ミュージシャン俳優タレントロックバンドSOPHIAMICHAELボーカリスト血液型はB型。大阪府門真市出身。

妻は元女優の黒澤優、義妹は歌手の黒澤萌、丈母はタレントの林寛子、岳父は黒澤久雄、義祖母は女優の矢口陽子、義祖父は映画監督の黒澤明

来歴
1994年にロックバンドSOPHIAを結成、1995年にメジャーデビュー。ボーカルだけでなく、バンドの全ての楽曲の作詞と一部の楽曲の作曲を手掛ける。

松岡充
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一般参加者時代:4回連続才能アリで特待生に

歌手としてだけでなく役者・タレントとしての活躍も増えた平成の後半、2016年11月に「プレバト!!」の俳句査定に初出演します。その時は凡人4位55点と振るわず、同じ回に78点で特待生に昇格したフルーツポンチ村上さんとは大差がついてしまいましたが、2回目からは才能アリを重ねられるようになります。

  1. 17/03:1位72点『麗かや潮騒汽笛コンチェルト
  2. 17/11:1位70点『閃々と水面にやんま羽音来ぬ
  3. 17/12:1位70点『朝ぼらけ星戻り来ぬ霧氷林
  4. 18/02:1位70点『路地裏の闇嬌声は猫の恋

結果的に添削ナシは1回目の才能アリのみで、そこから3回は添削ありのギリギリな出来となりました。しかしそれでも運良く「70点」で1位を3回連続取れ、4回連続才能アリとなったことから、当時の基準からみても遜色ない形で「特待生昇格」を決めます。

凡人だった初回も『鶫(つぐみ)』という秋の季語を使っていましたが、一般参加者時代から歳時記をしっかりと引いて季語を調べてきたのだろうと感じられる結果となりました。

初回から「音」を効果的に使い、加えて凝った平仮名を使った句が多い印象でしたが、特に特待生昇格を決めた『猫の恋』の句は、松岡さんの艶っぽさが良く出ていると思います。

特待生時代:1年で2級まで昇格も……

わずか3ヶ月で3回連続才能アリを重ね、初挑戦から1年での特待生昇格を決めた松岡さん。タイトル戦では予選でも下位に沈むことが多かったものの、通常査定では昇格を重ねていきます。初挑戦からは2年、特待生昇格から1年で、特待生2級にまで連続昇格を果たすのです。句を見ていきましょう。

  • 18/05:5→4級『石段を帰る石竜子とかげや星一つ
  • 19/01:4→3級『飲み干す光雪晴れの缶ジュース
  • 19/03:3→2級『号外を放つ手取る手春疾風

更に松岡さんの特徴が色濃くなっています。平仮名が比較的少なく、漢語・漢字の比重が多いことが見た目からの特徴です。また音読した時に「韻」や「響き」を意識するのもミュージシャン俳人ならではかと思います。

平成30年代という極めて短い時期に限ると、松岡さんの出世ペースには目を見張るものがありました。

時代は令和に入ると、タイトル戦でも結果を出し、通常査定への挑戦頻度は下がるものの一旦は1級に昇格し、名人を目指せる位置まで達したこともありました。

  • 19/10:金秋戦予選1位『駆け抜けた残暑の泡のハイボール
  • 20/02:特待生2→1級『山笑う赤ちゃん象に哺乳瓶
  • 21/02:春光戦予選1位『朧夜や一人キャンプのホットチョコ

しかし、2021/8 の通常回に1年半ぶりに出演するも、『大煙火五臓六腑を鷲掴む』という句の季語が伝わりにくい(花火大会なのに、大花火とせず「大煙火」としてしまうと、たしかに花火の傍題として歳時記に載っているとはいえ、“のろし”など別の読み方も出来てしまう)ことから1ランク降格となり、特待生2級へ落ちてしまいました。

唯一、2022年の金秋戦では予選・決勝と一定の成果を残しましたが、単発的に出演してもなかなかめぼしい結果が残せていない苦しさがあります。

  • 2022年金秋戦予選3位『星月夜ファーストピアスの重力
  • 2022年金秋戦決勝5位『天高し野球ノートの三箇条

添削ナシでタイトル戦を終えるのは特待生らしからぬ強い戦いぶりでしたが、出場機会的に名人が中々遠い印象を受けてしまいます。50代のスタートが降格から始まってしまった松岡さんですが、ここから名人を目指して出演が増えることとなれば嬉しいですね、期待しましょう。

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