【はじめに】
この記事では、私の「Rxヒット指標」に基づき歌手/アーティストのヒット曲を振り返っていきます。今回取り上げるのは、「髙橋真梨子」さんです。
髙橋 真梨子(たかはし まりこ、1949年〈昭和24年〉3月6日 – )は、日本の女性歌手、作詞家。本名は広瀬 まり子(ひろせ まりこ)。旧姓は髙橋。広島県廿日市市生まれ、福岡県福岡市育ち。身長155cm。血液型はA型。夫はミュージシャンのヘンリー広瀬。
スポーツ観戦を趣味とする。所属レコード会社はビクターエンタテインメント。所属芸能事務所はザ・ミュージックス。公式ファンクラブはPaper Moon(ペーパームーン)。
髙橋真梨子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Rxヒット指標にみる髙橋真梨子さんの代表曲
早速、私(Rx)のヒット指標で、髙橋真梨子さんの代表曲を見ていきましょう。
昭和・平成と同じぐらいの基準で令和のヒット曲を比較できるようにと考えて作った「Rxヒット指標」での集計値が以下のとおりです。
↑今回は「ペドロ&カプリシャス」時代と、「髙橋真梨子(ソロ)」時代をまとめて集計しました。↓
5位:55万pt(1973年)『ジョニィへの伝言』
ジョニィへの伝言
- ペドロ&カプリシャスのボーカルが2代目の高橋まり(現:髙橋真梨子)に変わった際の1曲目の作品であり、高橋はこの曲でレコードデビューした。
- 発売当初は全く売れなかったが、1973年の夏が過ぎる頃から少しずつ売れ始め、累計売上は50万枚近い大ヒットとなった。
- オリコンチャートでは24位留まりだが、100位以内には42週間ランクイン、シングル売上枚数は24.8万枚を記録するヒット作となった。
- ペドロ&カプリシャスは同曲で、翌1974年暮れの「第25回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。
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1位:100万pt(1973年)『五番街のマリーへ』
五番街のマリーへ
- 前作の「ジョニィへの伝言」に続いて大ヒット。「ジョニィへの伝言」同様に50万枚近い大ヒットとなった。
- オリコンチャートでは「ジョニィへの伝言」同様にロングヒットとなり、シングル売上枚数は21.2万枚を記録した。
- 発売から42年が経過した2015年の「第66回NHK紅白歌合戦」で髙橋のソロとして歌唱された。
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6位:35万pt(1982年)『for you…』
髙橋のライブコンサートなどでは欠かせない曲の一つとなっている。
ペドロ&カプリシャス時代から髙橋と行動を共にしてきたヘンリー広瀬が、髙橋作品のプロデュースを初めて担当。
作詞者の大津あきらと作曲者の鈴木キサブローは、酒を飲みながら「音楽賞レースに向けて血眼になって曲を作るのはなんかカッコ悪い。」「でも、やっぱり賞は欲しい。」と語り合ったことから、「東京音楽祭の金賞獲得」を狙って制作された。
発売当時、シングル盤は爆発的に売れることはなく、第11回東京音楽祭の金賞受賞後に少々売れた程度だった。なお、本作を収録したアルバム『Dear』は16万枚を売り上げた。
2013年『第64回NHK紅白歌合戦』では紅組トリで歌唱した。それから4年後の2017年『第68回NHK紅白歌合戦』で2回目の披露。当時の髙橋の年齢は68歳9ヶ月と、紅白歌合戦の紅組歌手としては最年長出場記録を上回った。
for you…
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3位:90万pt(1984年)『桃色吐息』
三貴「カメリアダイヤモンド」のCMソングとして一般に浸透し、髙橋の代表曲の一つとなった。妖艶・濃厚な大人の世界を描きながら、それまで業界の大勢であったムード歌謡とは一線を画する美しさを兼ね備えた作風であり、同じく当年の大ヒットである安全地帯『ワインレッドの心』と並び称される。
作詞者の康珍化は、本作で第26回日本レコード大賞・作詞賞を受賞し、音楽界における地位を確固たるものとした。
TBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』は同曲で唯一の出演を果たす。1984年7月19日にスポットライトで初登場。1984年8月16日以降、同年9月20日まで6週間ランクインし、最高位は7位(8月16日と8月30日の2週)。なお、『ザ・ベストテン』1984年の年間ランキングは28位だった。オリコン発表の売上枚数は36.8万枚。
桃色吐息
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4位:70万pt(1992年)『はがゆい唇』
はがゆい唇
- 「桃色吐息」(1984年)以来、8年ぶり2度目のオリコントップ10入りとなり、シングルの売上も59.5万枚を記録した。なお髙橋のシングル曲では「ごめんね…」(1996年)に次いで2番目のヒット作となっている。
- 本楽曲は、TBS系テレビドラマ「眠れない夜をかぞえて」の主題歌に起用された。
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2位:95万pt(1996年)『ごめんね…』
ごめんね…
- 本楽曲は、日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」の15代目主題歌に起用された(1996年4月2日~1997年5月27日)。
- 同番組のターゲットである主婦層からの支持を得て、歴代主題歌の中では「聖母たちのララバイ」(岩崎宏美)に次ぐシングル売り上げを記録、カラオケでも特に40代から50代女性に人気が高い楽曲となった。
- シングルは累計で100万枚に迫る売上となった。
- オリコンチャートでは最高18位留まりだったものの、100位以内には47週間もランクインのロングセラーとなる。同チャートによる売上では65.2万枚を記録し、髙橋のシングルでは最大の売上となった。
- シングル発売から20年が経過した2016年末の「第67回NHK紅白歌合戦」で、本楽曲を歌唱披露した。なお当時の髙橋の年齢は67歳9ヶ月を迎えたが、これは紅白歌合戦において紅組出場歌手の史上最年長記録となった(それまでは2004年末『第55回NHK紅白歌合戦』に出場した島倉千代子の、当時66歳9ヶ月だった)。
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