【はじめに】
皆さん「ウィキペディア小旅行」へようこそ、ツアーコンダクターのRxです。今回は「ジョージア州」を巡っていきます。素敵な旅をお過ごし下さい。
ジョージア州(英: State of Georgia)は、アメリカ合衆国の南東部にある州。州都はアトランタ市。なお、同市は人口では州内で最大の都市でもある。1776年にアメリカ独立宣言をした13州の1つであり、コカ・コーラやCNN、アフラックの本社などがあることでも知られている。
ジョージア州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- 面積:全米第24位 153,909 km²
- 人口:全米第8位 10,711,908人【2020年】
概要
ジョージア植民地として1732年に設立されており、13植民地の中では最後のものだった。アメリカ合衆国憲法を1788年1月2日に批准しており、合衆国への加盟順位としては4番目になった。1861年1月21日にアメリカ合衆国からの脱退を宣言し、アメリカ連合国建国7州の1つになった。1870年7月15日にアメリカ合衆国に復帰したが、これは最後の州となった。
アメリカ合衆国50州の中では陸地面積では第24位、人口では第8位である。2007年から2008年の人口増加率では州内14郡が国内100傑に入っており、テキサス州に次いで多い数だった。「モモの州」や「南部の帝国州」と呼ばれる。
州名の由来
ジョージア植民地の設立勅許をジェームス・オグルソープに与えたイギリス国王ジョージ2世に由来する。南コーカサスにあり(ロシア語名の「グルジア」としても知られる)ジョージア国とは地名の由来(ジョージアの国名を参照)はもとより歴史的にも何の関係も持たないが、英語名はどちらも”Georgia“のため区別が必要な場合は州の方を”State of Georgia”(ジョージア州)、国家の方を”Country of Georgia”(ジョージア国)と呼び分ける慣例がある。
歴史
1861年に始まった南北戦争ではアメリカ連合国に加盟し、主要な戦場になった。1864年、チカマウガ、ケネソーマウンテン、アトランタと大きな戦闘が続き、アトランタ市は北軍のウィリアム・シャーマン将軍の侵攻によって破壊された。それに続くサバンナまでの「海への進軍」によってジョージア州主要部全域が壊滅し甚大な被害を受けた。
この戦争でジョージア州の兵士18,253人が死亡しており、5人に1人の割合になった。この間のことはマーガレット・ミッチェルの有名な小説「風と共に去りぬ」に詳しく描かれている。レコンストラクション時代に続く1870年に連邦に復帰した。
スポーツ
ジョージア州のスポーツには、主要スポーツのプロチーム、オリンピック参加者とメダリスト、大学スポーツ、アマチュアチームなどがある。メジャーリーグベースボール、NFL、NBA、メジャーリーグサッカー、ABA、アリーナフットボールリーグ、インターナショナルリーグおよびECHLとメジャーだけでも8チームある。
プロ野球選手のタイ・カッブは、野球殿堂入りを果たした最初の選手になった。ナローズの出身であり、「ジョージア・ピーチ」のニックネームがあった。このニックネームは、州内の特産物であり象徴的な果実であったモモ(ピーチ)に由来しており、「ジョージア州の魂(象徴)」を持った闘志あふれる選手、のような意味合いがあった。
マスターズ・ゴルフ・トーナメントはPGA全米ゴルフ4大タイトルの第1であり、毎年4月第2週の週末にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されている。
1996年アトランタオリンピックはアトランタで開催された。様々な行事が開催されたスタジアムは、アトランタ・ブレーブスの本拠地ターナー・フィールドに転換された。
同州出身の有名人
特に有名なのが1977年から1981年までアメリカ合衆国大統領を務めたジミー・カーターである。
- アリス・ウォーカー – 作家
- タイ・カッブ – 野球選手 (アメリカ野球殿堂表彰者)
- ジャッキー・ロビンソン – 野球選手 (アメリカ野球殿堂表彰者)
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