G1の前走成績「距離延長」&「不振な前走」

【はじめに】
この記事では“G1の前走成績”を抜粋していき、「本番G1よりも短い前走(≒距離延長)」は奮わないのか とか「本番G1と同距離以上なのに不振な前走(トライアル等)」とかについて纏めていきます。

通常、レースごとの“前走成績”を予想で参照される方も多いかと思いますが、違うレースの違うトライアルレースなどについて横断的にみる機会は少ないかと思ったので、今回は少し変わった視点でみていきたいと思います。

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なお、今回のデータは2022年開催時点(2012~2021年の10年間)の成績を、各種メディアから抜粋した形でお届けしていきます。手元集計などの関係で漏れなどがあるかと思いますが、ざっくりとした印象を掴むことが趣旨の記事ですので差異についてご容赦ください。

本番G1よりも短い前走(トライアル)

まずは、本番=G1よりも短い距離が設定されている前走(トライアルレースなど)を拾ってみました。こちらです(↓)。

前走G1(2022)着別度数勝 率連対率3着内率
根岸SフェブラリーS4-2-3-506.8%10.2%15.3%
中山記念大阪杯2-1-1-1212.5%18.8%25.0%
フィリーズレビュー桜花賞1-0-2-491.9%1.9%5.8%
スプリングS皐月賞2-1-3-335.1%7.7%15.4%
NHKマイルC東京優駿0-0-0-220.0%0.0%0.0%
京王杯SC安田記念2-2-1-256.7%13.3%16.7%
鳴尾記念宝塚記念1-3-1-155.0%20.0%25.0%
毎日王冠天皇賞(秋)3-1-5-376.5%8.7%19.6%
スワンSマイルCS0-4-2-330.0%10.3%15.4%
武蔵野SチャンピオンズC0-2-0-210.0%8.7%8.7%
ファンタジーS阪神JF

「本番と同距離」や「本番よりも長い距離」の方が若干成績は上かも知れません。しかし、印象ほどは大差が付いておらず、特に3着内率ではハイアベレージを誇っているレースもあります。

一方、キングカメハメハやディープスカイの印象が強い「NHKマイルC → 東京優駿」のように、ここ10年では全く絡めていないケースもありますし、「フィリーズレビュー」などは距離の長めなレースが他に充実していることもあって、なかなか本番(桜花賞)に直結しない印象があります。

本番G1と同距離以上で不振な前走(トライアル)

他方、本番G1と同距離以上なのに不振な前走(トライアルレースなど)として、勝率や連対率が極めて低かったり、3着内率で1割未満といったレースをピックアップしました。こちらです(↓)。

前走G1(2022)成績勝 率連対率3着内率
オーシャンS高松宮記念1-2-4-581.5%4.6%10.8%
クイーンC桜花賞0-1-1-160.0%5.6%11.1%
アネモネS桜花賞0-0-0-230.0%0.0%0.0%
若葉S皐月賞0-2-1-210.0%8.3%12.5%
ニュージーランドTNHKマイルC3-0-2-495.6%5.6%9.3%
福島牝馬SヴィクトリアM0-1-2-220.0%4.0%12.0%
青葉賞東京優駿0-1-3-190.0%4.3%17.4%
マイラーズC安田記念1-0-5-332.6%2.6%15.4%
キーンランドCスプリンターズS1-0-5-372.3%2.3%14.0%
北九州記念スプリンターズS0-1-1-160.0%5.6%11.1%
京都大賞典エリザベス女王杯0-0-0-130.0%0.0%0.0%
みやこSチャンピオンズC0-2-3-250.0%6.7%16.7%

勝ち馬が出ていないところでは広く知られた「青葉賞(ダービートライアル)」がありますが、他にも意外な所では「クイーンC(桜花賞と同距離)」も勝ち馬が出ていないようです。

そして、「アネモネS → 桜花賞」や「京都大賞典 → エリザベス女王杯」のようにある程度の人気を集めうる反面、2桁頭数が出て全く馬券に絡めていないレースがあることも興味深いところです。

そして、正式にトライアルとして設定されているにもかかわらず、「ニュージーランドT」は3着内率で10%を切っているほか、「マイラーズC」や「キーンランドC」などは連対率2%と算出されています。

もちろん過去のデータを打ち破る馬が誕生する可能性があることは承知していますが、過去の実績からみるに本番との連携が微妙な訳ですから、トライアルなどとしての開催条件を見直す(場、距離、時期など)ことも検討する良い材料ではないかと感じました。

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