競馬歳時記【3月1週】「オーシャンS」

【はじめに】
重賞競走の歴史を振り返りながら季節の移ろいを感じる「競馬歳時記」。今回は「オーシャンS」の歴史をWikipediaと共に振り返っていきましょう。

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BingAI

『オーシャンステークス』について教えて?

オーシャンステークスは、中山競馬場の芝1200mで行われる重賞競走です1。高松宮記念の前哨戦としても注目されています2。2023年のオーシャンステークスは3月4日に開催されます3。出走予定馬や枠順などはまだ発表されていませんが、ナランフレグやヴェントヴォーチェなどが有力候補として挙げられています4

BingAI(2023/3/4)

平成前半:オープン特別時代

オーシャンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。競馬番組表での名称は「夕刊フジ賞 オーシャンステークス」と表記される。

競走名の「オーシャン(Ocean)」は、英語で「大洋」「大海」「海洋」という意味。

概要
本競走はスプリント距離である1200mの重賞で、例年3月上旬に行われている。古馬によって争われ、3月下旬に行われる春のスプリントGI競走である高松宮記念の前哨戦に位置づけられている。

1996年に、中山競馬場で4歳(現3歳)以上の馬によるオープン特別(芝1800m)として創設された。翌年には施行時期を6月中旬から現在の3月初頭に移し、出走資格を混合・指定の5歳(現4歳)以上に、負担重量ハンデキャップ、施行距離を芝1200mに変更。

1999年は準オープン(1600万下条件)に格下げされたが、翌2000年には再びオープン特別競走に戻り、負担重量が別定戦となった。

オーシャンステークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

以上を表にまとめると下のとおりとなります。ポイントになる部分は赤・太字にしてあります。

施行日競馬場距離条件優勝馬性齢所属
1996年6月16日中山1800mオープンマイネルガーベ牡4JRA
1997年3月2日中山1200mオープンチアズサイレンス牡4JRA
1998年3月8日中山1200mオープンシンコウフォレスト牡5JRA
1999年3月14日中山1200m1600万下イズミサクセス牡4JRA
2000年3月5日中山1200mオープンタイキブライドル牡5JRA
2001年3月3日中山1200mオープンキーゴールド牡7JRA
2002年3月2日中山1200mオープンショウナンカンプ牡4JRA
2003年3月8日中山1200mオープンネイティヴハート牡5大井
2004年3月6日中山1200mオープンシルキーラグーン牝4JRA
2005年3月5日中山1200mオープンシルキーラグーン牝5JRA

ウィキペディアに細かな記述がない項目として、2003年に大井所属という形で本競走を優勝した【ネイティヴハート】を取り上げます。中央競馬への出走回数は通算40回でコスモバルクと並ぶタイ記録だそうです。

盛岡競馬で3連勝、中央に転戦してアイビーSを優勝、京王杯2着、朝日杯3着となったネイティヴハートは、4歳時に「テレビ愛知オープン」を制したほか、芝レースで好走。明け5歳緒戦の本競走を制してオープン特別3勝目をあげていました。

平成後半:短距離路線再整備で重賞昇格

  • 2006年 – 重賞(GIII)に格上げ、夕刊フジ賞 オーシャンステークスに改称。
  • 2007年 – 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更。
  • 2014年 – この年から1着馬に高松宮記念への優先出走権を付与。
( 同上 )

2006年に重賞に格上げされ、中2週と間隔は短めながら『高松宮記念』のステップレース化します。その初回を14番人気(単勝万馬券)で制したのが、オープン特別以来3年ぶりの勝利となった【ネイティヴハート】(当時は船橋所属)でした。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム
第1回2006年3月4日中山1200mネイティヴハート牡8船橋1:08.6
第2回2007年3月3日中山1200mアイルラヴァゲイン牡5JRA1:08.2
第3回2008年3月8日中山1200mプレミアムボックス牡5JRA1:08.9
第4回2009年3月7日中山1200mアーバニティ牡5JRA1:09.2
第5回2010年3月6日中山1200mキンシャサノキセキ牡7JRA1:09.8
第6回2011年3月5日中山1200mダッシャーゴーゴー牡4JRA1:07.8

そこからはG1を制する馬が何頭も見られるなど、当初は関東の『高松宮記念』のステップとして有効に機能していました。

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2011年は、東日本大震災の直前の週に開催されたレースで、4歳だったダッシャーゴーゴーが、古豪8歳となっていた前年のチャンピオン・キンシャサノキセキを3/4馬身 下してのゴール。3着のレッドスパーダも2着とハナ差で、本番さながらの激しい争いが見られました。

令和時代:ジャンダルム4年半ぶり重賞制覇

そして、スプリント女王【ビリーヴ】の息子である【ジャンダルム】が、4年半ぶりに重賞制覇を果たし、秋のスプリンターズSでG1初制覇を果たすなど、令和に入っても独自路線を遂げています。下に、レース終了時点でのレースレーティングの表を掲載します(なお、普段の私の記事のやつとは基準が異なるためそこについては後ほど)

( 同上 )

レーティングについては、ウィキペディアに重賞化以降すべて載っていますので、そちらを貼らせてもらいました。2桁人気馬が重賞昇格以降で3度優勝していることからも分かるように、中山1200mという舞台への適性も含めて難解なレースとして知られていました。ここ最近は人気サイドか2桁人気が勝つ展開が続いているようですが。

第11回2016年3月5日110.00エイシンブルズアイ牡51:07.5
第12回2017年3月4日110.75メラグラーナ牝51:08.3
第13回2018年3月3日109.25キングハート牡51:08.3
第14回2019年3月2日108.50モズスーパーフレア牝41:07.1
第15回2020年3月7日108.75ダノンスマッシュ牡51:07.4
第16回2021年3月6日108.50コントラチェック牝51:08.4
第17回2022年3月5日110.00ジャンダルム牡71:07.9

年末時点でのレーティングには安定感があり、『G3』の平均以上を基本的にキープしています。G1馬に縁のあるオーシャンS。『高松宮記念』だけでなく、秋に同じ舞台で開催される『スプリンターズS』をはじめ、長いスパンで楽しみにしたいレースです。今年の貴方の本命は?

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