【はじめに】
この記事では、私の「Rxヒット指標」に基づき歌手/アーティストのヒット曲を振り返っていきます。今回取り上げるのは「大黒摩季」さんです。
大黒 摩季(おおぐろ まき、1969年(昭和44年)12月31日 – )は、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家、編曲家。本名、大黒摩紀。所属事務所はビーイング。所属レコード会社はBeing。北海道札幌市南区出身、藤女子高等学校卒業。血液型はA型。代表曲にミリオンセラーとなった「ら・ら・ら」「あなただけ見つめてる」「DA・KA・RA」など多数。
大黒摩季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Rxヒット指標にみる「大黒摩季」さんの人気曲
まず、私(Rx)のヒット指標による「大黒摩季」さんの代表曲をみていきましょう。(↓)
発売 | 累計pt | ① CD | ② DL | ③ 再生 | ④ カバー | 曲名 |
---|---|---|---|---|---|---|
92/09/23 | 120 | 110 | 10 | DA・KA・RA | ||
93/02/10 | 90 | 80 | 10 | チョット | ||
93/04/28 | 70 | 70 | 別れましょう私から 消えましょうあなたから | |||
93/12/10 | 150 | 120 | 20 | 10 | あなただけ見つめてる | |
94/01/29 | 50 | 50 | 白いGradation | |||
94/04/23 | 110 | 100 | 10 | 夏が来る | ||
95/02/20 | 150 | 130 | 10 | 10 | ら・ら・ら | |
95/05/03 | 90 | 90 | いちばん近くにいてね | |||
96/07/08 | 100 | 80 | 10 | 10 | 熱くなれ | |
97/05/28 | 20 | 20 | 空 | |||
10/11/17 | 40 | 10 | 10 | 10 | 10 | Anything Goes! |
4位:120万pt(1992年)『DA・KA・RA』
1992年5月「STOP MOTION」で歌手デビュー、ドラマ主題歌という大型タイアップがつくもセールスはいまいちだった。しかし、9月にリリースした2ndシングル「DA・KA・RA」がCMのタイアップがつき問い合わせが殺到。結果的にヒットチャートを上昇し最高位2位、初のミリオンセラーを記録する大ヒットとなり、第34回日本レコード大賞新人賞受賞。
( 同上 )
自身初のCMタイアップ曲。映画『ターミネーター2』のジョン・コナー役のエドワード・ファーロングと「国民的美少女コンテスト」グランプリ受賞者としてまだ新人だった今村雅美が共演したマルちゃん・ホットヌードルのCMソング。
本作とCM両方とも話題となり、自身初のオリコンチャートTOP10入りを果たした。その後もロングセラーとなり、ミリオンヒットになった。当初はデビューシングルの売上不振のため事務所からスタジオコーラスに戻るように言われ大黒のレコーディングチームが解散となったところへ個人的にお世話になっていた人物により「明日の昼までにCM曲を頼みたい」と依頼された。そこで同期のアシスタントやアレンジャーに無理を言って手伝ってもらい、一夜で完成させた結果、CM曲として採用された。
ここまでは事務所を通しておらず、CMのオンエアが始まったと同時にビーイングに問合せが相次ぎ「お前は勝手に何をやってるんだ」と怒られたエピソードがある。
DA・KA・RA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2位:150万pt(1993年)『あなただけ見つめてる』
1993年、2月発売の織田哲郎が楽曲提供した「チョット」が83万枚、4月発売の「別れましょう私から消えましょうあなたから」が66万枚と立て続けにスマッシュヒット。12月に発売した「あなただけ見つめてる」はアニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマ曲に起用され、123万枚の大ヒットを記録し、翌年の年間シングルチャート9位にランクインした。
大黒摩季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』の初代エンディングテーマで、大黒にとっては初のアニメタイアップだった。発売から3ヶ月ほどでミリオンセラーを達成し、「ら・ら・ら」に次ぐ自身2番目の売り上げを記録。また、『SLAM DUNK』の主題歌の中では、WANDSの「世界が終るまでは…」、ZARDの「マイ フレンド」等を抑え、最大のセールスである。
あなただけ見つめてる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
4位:110万pt(1994年)『夏が来る』
1994年、4月発売の「夏が来る」も97万枚の大ヒット、10月発売のアルバム『永遠の夢に向かって』は158万枚の大ヒットとなった。
大黒摩季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1位:150万pt(1995年)『ら・ら・ら』
1995年、2月発売の「ら・ら・ら」が中居正広初主演のドラマ味いちもんめの主題歌に起用され、自身最大となる133万枚の大ヒットを記録。7月に発売したアルバム『LA.LA.LA』も161万枚の大ヒットに。更には、12月に発売した初のベストアルバム『BACK BEATs #1』は286万枚という驚異的なビッグセールスを記録した。
( 同上 )
テレビ朝日 (ANB)系ドラマ『味いちもんめ』の主題歌となった。
オリコンチャートでは前作に引き続き2作連続の1位獲得。シングルでは自身3作目のミリオンセラーかつ最大の売上を記録した。累計枚数は約134万枚。
大ヒットの理由は、恋人との長い春に決着をつけたい女心を綴った歌詞が、当時「結婚適齢期」という言葉に縛られがちだった女性の共感を集めたためだと言われる。
デビュー以来母と一緒に歌える『最上級の鼻歌』を作りたがっていた大黒は、10枚目のシングルとしてそれが実現するチャンスが巡ってきたため、「そろそろ、観客も一緒にみんなで歌えるものを作ろう」とプロデューサーらと話し合い、満を持して曲づくりに取り組んだ。
ら・ら・ら
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
5位:100万pt(1996年)『熱くなれ』
1996年、7月発売の「熱くなれ」がNHKのアトランタオリンピックのテーマソングに起用され1位を記録、83万枚のヒットを記録。1996年度の長者番付では歌手部門で10位を記録。
大黒摩季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
熱くなれ
- 「永遠の夢に向かって」「ら・ら・ら」に続いて、現時点で最後のオリコンシングルチャート1位獲得作品で、自身7番目のヒット曲である。だが初登場で1位になったわけでなく、4週目で1位を獲得した。
- トワ・エ・モワの「虹と雪のバラード」、髙橋真梨子の「遥かな人へ」と並んで、オリンピックのテーマ曲から生まれた代表的なヒット曲の一つに挙げられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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