【はじめに】
皆さん「Wikipediaで小旅行」へようこそ、ツアーコンダクターのRxです。今回の目的地は、アフリカの「エリトリア国」です。素敵な旅をお過ごし下さい。
エリトリア国(エリトリアこく、英語:State of Eritrea)、通称エリトリア(ティグリニャ語: ኤርትራ Ertra, アラビア語: إرتريا Iritriyya)は、アフリカの角と呼ばれるアフリカ大陸北東部にある共産主義を標榜する国家。首都はアスマラ。
エリトリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』( 以下略 )
概要
1960年から1991年までの30年間エチオピアからの独立戦争を経て、エリトリア解放戦線から一部左派が1970年に分派結成したエリトリア人民解放戦線(EPLF、1994年以降に民主正義人民戦線に改組)を率いたイサイアス・アフェウェルキが大統領に就任し、マルクス主義・共産主義的政策に基づく政治を行っている。……2021年時点でもマルクス主義の影響を受けた、共産主義・社会主義国の一つである。
2022年時点でアフリカの中では2番目に若い独立国であり、東アフリカと北アフリカ諸国の一つに位置づけられる。西にスーダン、南にエチオピア、南東部にジブチと国境を接する。北は紅海に面し、1350km以上にも及ぶ長い海岸線を持ち、領海内にはダフラク諸島など約350の小島が点在する。対岸側にはサウジアラビアとイエメンがある。
元々はエチオピア帝国の領土だった海岸部をイタリア王国が植民地政策によって1890年に分離させた地域であり、エリトリア独立戦争を経て1991年5月29日に独立を宣言。1993年4月に実施された国際連合監視下の住民投票に基づき、同年5月24日に独立を達成した。
1998年5月から両国はエチオピア・エリトリア国境紛争を戦ったが、2018年7月8日に関係正常化の合意文書に調印した。2020年~2021年には、エチオピア北部ティグレ州で起きたティグレ人民解放戦線(TPLF)の反政府蜂起に際して、エチオピア政府側で派兵した。
「アフリカのシンガポール」というスローガンを掲げて、同国を手本にした国作りを進めているが、国連や国際NGOなどから深刻な人権侵害・圧政が報告されており「アフリカの北朝鮮」と批判・揶揄されることが多い。
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